「言葉」は薬! 全細胞が元気になる言葉の選び方

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第12 回「言葉」は薬! 全細胞が元気になる言葉の選び方

「病は氣から」と昔の人はよく言っていましたが、それと同時に「病は言葉から」とも言えるのではないでしょうか。あなたがもし普段からストレスをあまり感じることがなかったとしても、風邪を引きやすかったり、頭やおなかがすぐ痛くなったり、あるいは大病にかかっていたりしている場合は、ストレスを感じないようにするメカニズムを小さな頃から身に付けてきただけなのかもしれません。カラダは嘘がつけません。体調が崩れるということは、あなた自身が自らのカラダを使って、あなたの考え方や感じ方、そして生き方があなたのエッセンスに合ってないと教えてくれているのではないでしょうか。
 体調を崩しがちだったり、エネルギー不足を感じている人は、普段から自分の使っている言葉に注意してみて下さい。投げやりになっていないか、謙遜しすぎていないか、相手を攻撃していないか、誰かと比べていないか、自分にダメ出ししていないかどうか、または自分自身が混乱するようなことを言っていないかどうか。例えば、「私なんてまだまだダメだから、もっと努力して前向きにならなくっちゃ!」これは一瞬ポジティブな発言に聞こえるかもしれませんが、実はネガティブなのかポジティブなのか分からないようなMixed Message を自分自身に発信してしまっています。
■自分自身に発信するメッセージをクリアにすると細胞が元気になる!
 海外で生活していると、なかなか本来の力を思うように出し切れず、自分自身の力不足を感じ、気が滅入ることがあるかもしれません。そのような気持ちになった時は、
まず、 1)自分の感情に気づき、ちゃんと耳を傾けてあげる。
そして、2)自分がどうなりたいのかをもう一度再確認する。
それができた上で、3)自分自身に発信するメッセージをクリアにしてあげましょう。
例えば、「今日は昨日よりもきっと1歩前進している。だから安心して前に進もう!」と、文の前後とも、心がホッとするようなメッ
セージにすることが大切なポイントです。
 海外生活がまだ浅い人や、英語を学ぶ目的で滞在日程が限られている人などは、英語が目に見えて上達しないことも大きなストレスになるかもしれません。そのストレスを必要以上にプレッシャーとして感じてしまうと、プチ鬱になったり体調を崩すことも出てきます。こうやって、心と体のバランスが崩れてくるのも、カラダが混乱するような言霊を知らず知らずのうちに自分に発信していることが大きな原因の1つです。
例えば、「英語の成績全然伸びない! 英単語が頭に入らない! もっと、もっと力入れて勉強に力いれなくっちゃ!」というような思いもMixed Message になってしまっているので、上記のように少し言葉を変えてみて下さいね。
 言葉を変えていくステップで大切なことは、まず自分の感情に愛情をもって聞いてあげること。自分の気持ちを無視して、ポジティブな発言だけをしようとしても、抑え込まれた感情は、カラダが「痛み」として発散させようとします。自分の気持ちと向き合い、自分が立てた目標を思い出し、そして目標に沿った明確なメッセージを自分自身に送れるようになってくると、言葉が「薬」となり、カラダは自然に治癒する方向に向かってくれるはずです。

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Sunny Chung

大阪府出身。BC州認定心理カウンセラー。 米国ワシントン州シアトル大学で心理学の学士号を取得。シアトルシティー大学院で経営学修士(MBA)取‬得。バンクーバーのアドラー大学院で心理カウンセリング修士課程(MCP)修了。過去10年間アメリカの企業や UBC で人事兼トレーニングマネージャーとして各部署のコミュニケーションを含め、色々‬な人間関係や仕事上での問題解決方法をコーチング。現在は、心理カウンセリングを通し、クライアントのエネルギーを読みな‬がら各自の潜在意識にアクセスし、コアのブロックを外し、人生をリセットするためにどんな「気づき」が今必要なのかを分かりやすく伝えている。‬またホリスティックライフコンサルタントして、マクロビオティック、東洋医学、心理学、脳科学、スピリチュアルなど‬を取り入れた独自のメソッドを確立。各種セミナーでは深い気づきをたっぷりの愛と笑いで与えている‬。

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