10軒のうち1軒がカナダで生活していない人に買われている。

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Oops!でも以前からお伝えしてきているように、「外国資本」がバンクーバー地区の住宅を買いあげ、住宅価格の高騰を招いている、というのはもう「周知」の事実となっていますが、ここにきて

6月10日―7月14日の5週間ほどで、ほぼ10%ほどの住宅がカナダに住んでいない人たちによって買われた

というニュースが出ました。
金額ベースで$885million(約800億円規模)がたったの5週間で住宅購入に使われたとのことです。
また、別の報道では、

メトロバンク―バーのほぼ50%に当たる不動産取引に「外国資本」が関わっている

とも報じています。

さらに報道によると、リッチモンドやバーナビー地区では売り出されて家の18%が、カナダに住んでいない人たちによって買われたとのことです。
先日政府はこうした事態に、8月2日までに売買が終了していないと外国人が買う不動産には15%の税金を課す、としたものの一部の関係筋からはすでに「この規制には明らかな抜け道がある」との指摘を受けています。
※カナダに住んでいない人が「住んでいる人」にお金を迂回させて、住宅購入すれば「課税」なしになるで買うことができる

また、この課税対象地区もメトロバンク―バーに限られいるため、ビクトリア地区などが今度はその対象となるのでは危惧されもいるようです。

一方、税収アップを狙って課税するわけではないが、としてはいるものの、この外国人の購買意欲が衰えず、BC州全土で課税がされるのであれば、$153millionもの税収が見込めるとする関係者もいます。

それにしても驚くべき外国資本がバンクーバー地区の不動産に流れこんで「住宅価格高騰」を招いていることにローカルカナディアンの怒りは高まるばかりのようです。

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