ベルーガに会いに チャーチルへ行きます
②野生動物に接する時の絶対ルール

豊かな自然が有名なカナダですが、都会のバンクーバーやその近郊でも野生動物に出会うことができちゃいます! 今回は、私が今までに
出会った海や川に棲む動物をご紹介します。
 初めて出会ったのはカワウソでした。観光名所のキャピラノブリッジ公園内の池で泳いでいました! 公園の職員さん(?)によると、かなり珍しいと言っていましたが、その後スタンレーパークの海岸でも泳いでいるのを見ることができました!!
 グランビルアイランドでは、アザラシを見ました!
さて、先日スティーブストンで驚きの事件がありましたが、皆さんご存知ですか? 端的に言ってしまえば、野生のカリフォルニアアシカが少女に飛びかかって海に引きずりこんでしまった事件です。幸い少女はすぐに救出され無事だったようですが、かなり衝撃的な映像で、動画
は世界中で再生されているようです。
 しかしこの事件、もともとは人間が悪いんです。身勝手な人間が今までにも餌としてパンやお菓子などを与えていたようです。今回の動
画でも、事件の直前に別の人が何かお菓子のようなものを与えていました。相手は野生動物であり、ペットではありません。野生動物とは、
いかに餌を効率よくとらえるかと常に考えています。今まで人間が餌を与えていれば、動物は人間が餌を持っていると学習します。
 今回のアシカも、近くに寄ってた人間を見て、餌を奪ってやろうとしたのだと思います。水族館のイルカやアシカでさえ、トレーナーの隙をみて餌の入ったバケツを狙ってきます。さらに人間の食べ物は動物の健康に害を与えます。また、野生動物は感染症を持っている可能性も
あり、噛まれれば感染することもあります。
 「ちょっとくらいなら大丈夫」は、みんな思っています。動物のためにも、人間のためにも、野生動物には絶対餌を与えない! 不用意に近づかない! これは世界共通ルールですよ!!


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