『親』が考える留学先国
ソニー銀行が8月16日、17日とネットで実施したもので『留学を検討する親世代』と『留学経験のある子どもを持つ親世代』を対象としています。調査内容は『留学先や留学資金』に関するものです。
【調査方法と回答者について】
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:子どもの留学を検討している親、留学を経験した子どもを持つ親
■有効回答数:252名
■回答者内訳:子どもの留学を検討している親:150名、留学を経験した子どもを持つ親:52名
■調査時期:2016年8月16日(火)、8月17日(水)
調査によって選ばれた国のベスト5は以下のようになっていますが、7位に「フランス」が入り、ヨーロッパ主要国を希望する親も多く、アジアでは「シンガポール」が9位にランクインしています。
順位 | 国名 | 複数回答 |
1 | アメリカ | 62.6% |
2 | カナダ | 44.5% |
3 | オーストラリア | 38.7% |
4 | イギリス | 29.7% |
5 | ニュージーランド | 20.6% |
調査結果から判明したこと
留学期間は、留学の検討している親は「6か月~2年未満」の回答がもっとも多く、長期で多くの知識や経験を取得してほしいと希望するものの、留学させた親の回答では「1か月未満」が最多になり、実際は短期留学が多いとの結果です。
留学資金の調達額は、留学させた経験者が実際に用意した費用は「100万円未満」が多い。またこれから留学させようとする検討者では100万円を超える費用を考えている人が多数派となりました。
留学資金の準備期間は、留学経験者は「6か月未満」が6割。「5年以上」との回答も10%ありました。
学費以外に必要な資金は、検討者は住居費を多数となったものの、経験者からは現地での食費、お小遣いにお金がかかったとの回答が多く集まりました。
留学前に確認すべきものとしては、「治安状況」と「お金の管理方法の取り決め」の2つが経験者から多く寄せられた回答となりました。
これから留学を検討する際の参考にしていただければと思います。