もんちっちママの カナダ子育て奮闘記
大人の階段のぼる♪ そしてエンゲル係数のぼる♪

●大人の階段のぼる♪ そしてエンゲル係数のぼる♪●
   コロナウイルスの影響で、すべての予定がなし!となった後、子供達と私のみでほとんどを過ごしていた日々が、とうとう終幕を迎えました。
9月から学校が再開することを知り、そして8月は夏休みということもあり、なるべく家族そろって外出をしました。その結果、必然的に増える外食の回数。そして、ついに我が家もあるデビューを果たしました。そうです。子供達が寿司の美味しさを知ってしまったのです!
 以前、こんな出来事がありました。それはまだ私達に子供がいない頃、主人が道を歩いていた時のことです。主人の前を歩く親子、子供の年齢は幼稚園くらいでしょうか。お父さんが「ご飯は何が食べたい?」と、子供に問いかけました。子供の答えは「マグロの寿司!!」。主人は家に帰ってくるなり、この盗み聞きを私に話し、「自分が子供の頃は、その質問の答えはマクドナルドだったよ」と、今時の子供は「寿司」なんて答えるのかーと、ちょっと驚きと時代の違いを感じました。
もし日本に住んでいれば、美味しくて何より安いお値段で、簡単に寿司を食べれる環境があり、この親子のやりとりは大いにアリだと思うのです。しかしながら、カナダにおいて寿司は、やはりお金のかかる食べ物という認識の私。頻繁には食べられない物、そう思っております。日本食レストランに行っても、子供達はうどんを食べたがるという日々を送っていました。
しかし、ある日「ぼくも(私も)寿司を食べてみたい」と、子供達が興味を持ち出しました。好き嫌いが多い我が子なので、どうせ「美味しくない!」と言うだろうと思いきや、「お寿司って美味しい!」。
 瞬く間に寿司デビュー☆ おまけに、私の卵料理には全く手を付けない息子も、玉子寿司はバクバク食べるという倍返し! 嬉しいやら悲しいやら、複雑な気持ちです。今では外食の際、「何食べたい?」という質問には、ほぼ「お寿司!」という答え。いつぞやの親子の会話が、我が家でも現実に。それでも、たまーに「マクドナルド!」と答える時もあり「子供に気を使われてる?」とか「今日はお金あんまりかからない!」と、一喜一憂するもんちっちママなのでした。

もんちっちママ:縁あってカナダに2010 年より在住、現在は2 人の子供を育てながら、カナダと日本の子育て事情の違いに奮闘し、喜怒哀楽の日々。どうにか若くいたいと年齢とも格闘の毎日。

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