ももんちっちママの カナダ子育て奮闘記
粉? 液体? 赤ちゃんのミルク事情

●粉? 液体? 赤ちゃんのミルク事情。●
皆様、「液体ミルク」というものをご存知ですか? そうなんです。ミルクはそもそも液体。それをなぜ「液体ミルク」と呼ぶのか。この呼び名は日本で使用されているものなので、詳しいことは分からないのですが、これは、通常お湯と混ぜて使用する粉ミルクと区別し、開封後そのまま乳児に飲ませることのできるミルクのことを指します。カナダでは「Ready To Drink」や「Ready To Feed」などと明記され、一般的なスーパーで普通に販売されています。
 4 年前の2015 年、息子を出産した際、早産+帝王切開+未熟児+低体重児など色んな事情が重なりました。母乳がほとんど出ない私、粉ミルクはまだ消化できる力がない息子。しばらくの間、この液体ミルクだけが息子が唯一飲むことのできるミルクでした。体重が増え、お医者様からも許可が出た後にリーズナブルな粉ミルクに替えたのですが、この話を日本に住む友人にしたところ、「日本にそんなミルクはない」と。え? いや、まさか日本にないわけがない!と調べてみたのですが、本当に販売されておらず。息子と同じような状況で産まれた日本の赤ちゃん達は一体どうしているのだろうと、数人に聞いてみたところ、粉ミルクを使用しているようでした。リスクはないのだろうか?など、様々な心配をしました。
 そんな中、2016 年に駐日フィンランド大使館が熊本地震の被災地に救援物資として液体ミルクを送ったことをきっかけに、日本国内でも液体ミルクの有用性を訴える声が高まり、今では日本でも販売が認められ、液体ミルクは入手可能となりました。水の入手が困難な災害時に粉ミルクの使用は難しく、大勢のお母さんが困ったことでしょう。国が変わると、まさか赤ちゃんのミルク事情まで変わるのかと大変驚きました。地震災害の多い日本で、お母さんが安心して赤ちゃんにあげられるものが今はあることが嬉しいもんちっちママでした。

もんちっちママ:縁あってカナダに2010 年より在住、現在は2 人の子供を育てながら、カナダと日本の子育て事情の違いに奮闘し、喜怒哀楽の日々。どうにか若くいたいと年齢とも格闘の毎日。

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