第44回人生は障害物競走を楽しむリレー
■人生は障害物競走だと思うと楽しくなってくる!
人生には誰しも障害(ブロック)となることが必ず出てきます。過去の出来事であったり、健康であったり、パートナーであったり、人それぞれです。
そこで、カウンセリング中によく聞かれるのが、「なんでこんなことになったんでしょうか?」「もっとひどいことをしている人は世の中にたくさんいるのに、なぜ私だけ?」もちろん、私にも人生の中で今まで色々な障害に出遭いました。だからこそ今は、人生はある意味、小学生の運動会で経験した障害物競走のようなもんだと障害を楽しめる気持ちの余裕も少し出てきました。障害物競走は、障害があるからこそ笑えるし面白いですよね!
でも、人生は障害物競走だと思えないと、「なんでやねん!!!」「なんでこんなところに網あんねん!」「なんでこんなところにアンパンあるねん!」と障害に遭うたびに、そこにスタックして、怒りや焦りだけを感じてしまうようになるでしょう。つまり、面白いはずの障害物競走が全然面白く感じないですし、そこから抜け出れる気もしなくなります。
■悲劇のヒロインにならない!
小学生の頃、何があったのか忘れましたが、何かに対して愚痴をこぼしていたら、母から「絶対に悲劇のヒロインになったらあかんよ!」と言われたことがありました。悲劇のヒロインになって、被害者になって、「障害を乗り越えられない」と自分で信じてしまえば、レスキュー隊を待つしかない。そうすると、自分のパワーが自分からどんどん離れていってしまいます。こういう状態にいる時は、たとえ他にいくつも道があっても、目の前の障害しか見えなくなるほど視野が狭くなってもいきます。自分でも気づいていない、「馬の目隠し」をつけている感じです。だから、時間に任せるしか方法しか考えられないだけかもしれません。ですが、「早く障害を乗りこえたい!」と願うのであれば、自分自身の中にパワーを戻すことが肝心! 被害者になっている時ほど、自分よりも障害そのものにパワーを委ねていることになります。
■自分の人生は自分が脚本家でいい!
ここで立ち止まって考えたいのが、それらはあなたに対してそんなにパワーがあるかどうか。あるとしたら、それはあなたの頭のだけに存在しているのかもしれません。あなたがそれらにパワーを委ねているだけ。まずは、「自分の中にこそパワーがある」と信じる気持ちを取り戻し、気持ちをリセットする。「人生で障害があるのは当たり前!」だからこそ、パワーを相手に委ねる、あるいは逃げる道を作るために脳を使うのではなく、どうしたら面白くなるかを考えてみましょう。「自分の人生のシナリオは、もう絶対誰にも書かせない!」自分が脚本家になり、演出家になり、監督になり、自分が主役になることを決める。もう一度自分にパワーを取り戻すことができる。そうすると、馬の目隠しが取れて、自然に今まで見えていなかった、前にあった道が必ず見えてくるようになるはずです!
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