「バンクーバー空港」で帰国を命じられた日本人

 

Canada Border Services(CBS)のテレビプログラム❝Border Security Canada’s Front Line ❞

たまたま今日、見た、このシリーズの Season 3 Episode 11。

日本人トレーナーが「観光目的」で入国しようとして、係官(CBSA)に呼び止められて、事情聴取を受けるというストーリー。

日本人トレーナーの携帯が検査され、そこにあったメールから以前カナダで働いていたジムから「トレーナーとして働いてくれないか」との連絡をうけ、今回そのためにバンクーバーに来たことが判明。係官(CBSA)はそのメールを示しながら、「2週間前からやり取りしているわよね」と指摘し、電話口に日本語通訳を呼び出してトレーナーを事情徴収することに。

この日本人トレーナーは過去にワーホリか何かのビザで「合法的」に働いており、ジムで働く顔写真もネットで係官に確認され、判断をどうするかを上役の係官にまかせることに。

この件を引き継ぎをした係官は、今回は観光で来たのではなく、働きに来たと判定し、今後1年間はカナダに入国できない旨を説明し、最終的に翌日に帰国させられた、とストーリーです。。
この日本人トレーナー、ビデオの最後で「ビザのこともっと知っておけば、、」何て言っていますが、1年もカナダで働きながら、本当?それと顔が出っぱなしで撮影されているんですよね。このことも知ってるんでしょうか?ちょっと気になるところです。

【係官(CBSA)の権限】
係官(CBSA)は携帯のみならず、全ての物を検査する権限を持っています。これは令状なしに実施できるもので、係官(CBSA)に「パソコンを立ち上げなさい」と言われれば、立ち上げなければならないし、パスワードで保護されていても、そのパスワードを教えなければなりません。

基本的には係官(CBCA)は疑うのが仕事です。カナダに入国の際に「タバコ」や「アルコール」の持ち込みの不正申告をして、冷や汗をかいた上に「罰金」(バッチリ取られます。)を払う、というような事のないようにしてください。

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