カナダはアメリカからの「難民」に本当に寛容なのか?

トランプ大統領になってからアメリカから脱出を計る「難民」が徒歩で国境を越えてきているというニュースが多くなっています。 例えば、BBCニュースが伝えるところによれば、雪の中を徒歩で国境を越え、凍傷で指を全て失ったという動画があります。

彼らは難民申請をして許可が下りればカナダでの滞在が許可されるようですが、先日、BC州では南米から逃れてきたニュースがMetroで取り上げられていましたが、こうした人達へのBC州の対応はどうなるんでしょうか?記事の写真のコメントには「国に戻るように」と言われる恐れがあるので顔は出せません、とのコメントもあります。

カナダは「難民」に寛容とのことで、「カナダなら何とか生き延びれる」

という話がアメリカに「不法滞在」している人達の間で流れていますが、実際にこうした人のサポートをするバイロンさんからすれば『これは間違っている』と、メッセージを寄せています。「カナダは仕事もあって、住みやすいところだと聞いた」ということで、BC州にワシントン州から雪の中を国境を越えてくる人が先日いましたが、彼の元にアメリカから脱出を計りたい人から電話がかかってきたとしたら、『カナダに来るな』とアドバイスするそうです。

Sanctuary Citiesマップ

「カナダは寛容だというのは「言葉」だけ。警察に見つかれば、警察は移民局に通報するし、子供の教育もきちんと書類がそろっていないと学校から放り出される恐れがある。それよりもアメリカのSanctuary Cities に留まったほうがいい。そこなら警察にたとえ見つかっても報告はされない。」

Metro原文参照
ということです。これからこうしたアメリカからの「難民」問題も、シリア難民と合わせて、クローズアップされてくる事になる可能性が高いようです。


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