「ハロウィン」ですね。
こんな条例に『ビックリ!』

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今日は「ハロウィン」ですね。小さな子から大きな子まで、近所の子が仮装をして我が家にもやってきます。小さな子たちにはお父さん、お母さんが付き添ってきます。雨が降らないといいですが。。。

さて、「ハロウィン」といえば、『仮装』。この仮装に関してニューブランズウィック州バサーストという街では、

14歳以上の人が、trick-or-treatingで近所の家を訪問してはいけない。
それを破ったものは$200の罰金に処す。
午後7時以降は誰も近所の家を訪問してはいけなし、仮装も禁止

という条例があるとのことで騒ぎになっています。

この条例は2005年に制定されたものですが、ほとんど知られておらず、地元に住むカルビン・シスクさんが「娘がハロウィンを楽しめない」と市長に苦情を入れてから、新聞報道はされるわ、市長に苦情の電話が殺到するわで、大騒ぎになったとのことです。

最初に市長にねじりこんだシスクさん。

「年はいっても、心はまだまだまだ子供。16歳で、昨年は妹と一緒にtrick-or-treatingに行けなかった。」

と話しています。

この条例ができた背景として考えられるのは

バサースト市は人口1万2000人の街で、平均年齢は50歳。ニューブランズウィック州でも特に高齢者の多い自治体。 「10代後半の子供たちが夜に騒いでいるという高齢者の苦情が条例の発端ではないか」

と関係者が報道機関に説明をしています。

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今春選出されたばかりのフォンジェミー市長よれば、

こんな条例がそもそもあると自体に「びっくりした」したし、実際に最後に適用されたのがいつかも覚えていない。

と語り、

「今年中に条例を変更するのはもう遅いので無理だが、2017年には議会が修正案に合意することを期待している」

ということです。それにしてもこんな条例がちゃっかりできているとは住民もビックリというのがよくわかります。

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