【在バンクーバー総領事館】発
4月30日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる注意喚起

❏ 『在バンクーバー総領事館』発
👉新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる注意喚起(4月30日)

4月30日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州保健省は、新型コロナウイルス(COVID-19)に関し、新たに740名の感染が判明し、その結果、BC州内での累計感染者数が129,482名(入院:511名(そのうち集中治療室:174名)に達した旨発表しました。誰もが感染予防措置を心がけており、また、ワクチン接種も当初の予定を前倒しする形で引き続き実施されているにもかかわらず、1週間で5,724名もの新規感染者が発生するなど、依然として大変厳しい状況が続いています。
 ご承知のとおり、最近の新規感染者の急激な増加を受け、BC州政府は、すべての食品および酒類を提供する施設での屋内飲食の禁止などをはじめとした行動制限措置を5月25日深夜まで延長しています。これに加える形で発表された、州の保健機関管轄地域間を不要不急の娯楽目的で移動することを禁じる行動制限措置も、同じく5月25日まで有効です。これらに違反した場合、高額の罰金の対象となりますので、呉々もご留意ください。
 窮屈さが増すばかりの状況ではありますが、在留邦人の皆様におかれましては、上記の公衆衛生命令に引き続き留意しつつ、これまで同様、たとえ軽度であっても発熱等の症状があるときは出かけず、密閉、密集、密接の「3密」を避け、「物理的距離(physical distance)」を維持し、手洗いや手指消毒を励行するなど、これまで実践されてきた感染症対策を引き続き励行して、感染予防に努めてください。
 もし発熱など新型コロナウイルスへの感染が疑われるような症状が出た場合には、「811」に電話してその後の対応について相談してください。通話は無料です。「ジャパニーズ、プリーズ」と伝えれば、通訳サービスも無料で利用できます。英会話に不安がある方も、躊躇せずご利用ください。検査については日本語の案内もあります。
 新型コロナウイルスの影響が当初思われていた以上に長引き、様々な面で「自粛」を強いられていることによるストレスや、感染への不安や孤独などから来る疲れ、または外出自粛などによりストレスがたまったお子さんへの対応に因るイライラや疲労などを過度に感じていませんか。ご承知のとおり、新型コロナウイルスは、皆さんの精神面・心理面に対しても大きな影響を及ぼしています。適度な睡眠や食事を規則正しくとるようにしつつ、軽い運動も心がけてください。また、人との接点が少ないと気持ちが内向きになりやすいため、電話やオンラインでの交流も今は意識的に行うようにしましょう。
 次に、先日、令和3年春の叙勲受章者が発表され、日本とカナダとの相互理解促進に貢献されたとして、当館管轄区域にお住まいの津田佐江子さんが旭日小綬章を受章されたとの喜ばしいお知らせが届きました。心よりお喜び申し上げます。
 次に、当館よりご協力をお願いしたいことがございます。日本政府は、百歳を迎える日本人の方に対し、その長寿を祝いかつ多年にわたり社会の発展に寄与されてきたことに感謝の意を伝えるべく、内閣総理大臣からのお祝い状及び記念品の贈呈を毎年実施しています。海外に在留している日本国籍保持者の方も贈呈の対象となりますので、特に今年表彰の対象となる、1921年(大正10年)4月1日から1922年(大正11年)3月31日までの間に生まれた日本国籍者をご存じの方は、当館までご連絡いただきますよう、ご協力をお願いします。
 最後に一つ、ちょっと怖い話を。今日でなんと4月が終わりますよ。歳を重ねると、この時の流れの速さが怖くありませんか。そして、単純に歳を重ねることと、大人になることとは違う気がして、人生って難しい。。。

それでは皆様、素敵な週末を有意義にお過ごしください。

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令和3年4月30日
在バンクーバー日本国総領事館
電話:1-604-684-5868
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