もんちっちママの カナダ子育て奮闘記
生まれて初めて言われた言葉

●私の手は、毎日が罰ゲーム!?●
  皆様、お元気ですか? コロナウイルスの影響により、突然始まった 生活の変化。当たり前だった日常が、当たり前ではなくなってしまいました。お子さんのいらっしゃるご家庭は、その対応が更に大変だったのではないでしょうか。我が家も3 月中旬からプリスクールが休校となり、習い事もすべて中止。文字通り、カレンダーの予定表は白紙。真っ白になりました。
 そんな状況でも、子供達は相変わらずエネルギーがありあまってる状態。家に籠り続けるのは不可能です。そのため、少しでも体力を消耗させようと、砂場道具やボールを持ち、自転車を走らせ、毎日どこか人のいない所を探して、そこで遊ぶという日々を送っていました。
 そんな中、これまで気が付かなった発見がいっぱいありました。よく足を運ぶ公園に、ラズベリーやチェリーが実る木があること。小川があって、そこにヒメハヤやザリガニが生息していること。キツツキやハチドリが飛んでくること。雨が降ると、たくさんのかたつむりや、ナメクジが出てくること。今までの生活では、毎日どこかの公園に足を運ぶということがなかったので、とにかく『自然』というものが、こんなにも身近に溢れていることを、改めて知ったのでした。子供達も何かを発見しては、私を呼ぶ…というより、「ママァァァー!!」と叫ぶ状態。見つけた当の本人たちは、怖がって触れないにもかかわらず、私がそれを捕まえないと怒るという理不尽さ。私の手は毎日、ダンゴムシ、テン トウムシ、かたつむり、とんぼ、あめんぼ、ザリガニなどの運び屋にされていました。
 それでもたまに、私自身が興奮し「こんなのがいたんだよ!」と感動をもって友達に伝えても、感想がほぼ「ていうか、触れるのが凄い!」「毎日、虫を触らせられてて、私には無理!」と意図せぬ反応。虫が触れないママもいる』コロナ禍で改めて、いろいろなことを学び知った、もんちっちママでした。
 引き続き、コロナウイルスに注意して参りましょう。

もんちっちママ:縁あってカナダに2010 年より在住、現在は2 人の子供を育てながら、カナダと日本の子育て事情の違いに奮闘し、喜怒哀楽の日々。どうにか若くいたいと年齢とも格闘の毎日。

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