『南京虐殺記念日制定』の動きのその後

12月13日を『南京虐殺記念日』に制定しようとする動きがあり、日系のコミュニティではそれに対して「反対」の運動が展開されました。

その制定運動の中心となったジェニー クワン議員は『10万以上の市民による署名を10月15日までに集め、カナダの国会に提出する』と連邦ベースで活動をしていました。そして11月28日、議会でトルドー首相に記念日制定についての意見を求めたところ、首相はあいまいな返事で質問をかわし、続く議会での動議提案も賛同が得られず議長により否決されました。

一方、BC州議会で「記念日制定」の計画を企てたテレサ ワット議員による法案の議会提出も議会では俎上にすら上がらず議会の終了を迎えています。

カナダでは同じ内容の動議を同一条件下では再提出できないため、南京事件記念日制定は極めて困難になった、との見方ですが、ジェニー クワン議員のYoutubeではまだあきらめていないコメントが流れています。

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