【カナダ上院】
『安楽死』の対象拡大法案可決

カナダ上院は医師ほう助による『安楽死』対象拡大法案を 賛成60、反対25の賛成多数で可決し、3月17日に成立しました。(5人は投票を棄権)

2015年カナダ連邦最高裁判決

①カナダの公的医療サービスを受ける資格がある
②18歳以上で意思能力がある
③治療の難しい重篤な病気を患い、自然死が合理的に予見できる
④医師の説明があり、患者が自発的に安楽死を希望している
といった要件で『安楽死』を認めてきました。
 

カナダ上院の可決した法案

2016年から安楽死が合法化されたものの、重篤な病状があっても死期が差し迫っていないと考えられる場合、対象から外されていたため、今回の法案成立により
👉病状により死が予期できるとする要件を撤廃し、慢性的な身体の苦痛を抱える患者や精神疾患を持つ人の「死ぬ権利」の容認に道を開くものとされています。
 
出典元 日経

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