We Love 『クラフト ビール』16
Wildeye Brewing

 今回ご紹介しますWildeye はノースバンクーバーに7 月13 日、グランドオープンしたばかりの新しいブルワリーです。
 ブルワリーといえば、ビールを醸造するのにそこそこのスペースが必要で、それに加え試飲室やレストランを併設するとなると、更に大きな場所が必要となるため、通常、市街地から少し離れた工場エリアに多いのも特徴の1つですが、このWildeye も、オープンするにあたり、色々な条件に当てはまる場所がこのノースバンクーバーの工場エリアだったそうです。とはいえ、バンクーバー市内からはSecond Narrow Bridge を通ってすぐのところにあり、公共交通機関のバス1 本でも行けますので、中心街から離れていても、たくさんの人が訪れ、賑わっていました。
 このブルワリーに到着すると一番最初に目につくのが、ここの変わったロゴではないでしょうか? このロゴとWildeye というブルワリーの名前はいろんな人の意見を聞きながら約1年もの年月をかけて、慎重に決めたそうです。
こだわった理由には、他のブルワリーとは違うユニークなものにすることで、訪れた人が覚えやすく忘れづらいロゴと名前でありたい、という願いが込められているようです。確かにかわいらしいようなちょっと怖いような目に焼き付くロゴですよね。そのロゴが“ 珍しい” ということもあってか、缶ビールを見た知人が、このデザインの水筒があったらぜひ欲しい、と言っておりました。

 私が訪問した際は、5 種類のRegular ビールと、3 種類のRotating Tap ビールがありました。
そのため4 種類選べるフライトを2 つオーダーして、8 種類すべて制覇してきましたが、中でも、Rotating Tap の3 種類は常にあるものではないので、貴重ですし、お薦めです。
 ビールの種類も豊富ですが、フードメニューも充実しており、私はビールパンを使ったキューバンサンドイッチやソーセージボード(こちらもビールパン、野菜のピクルス、コールスローがついていてボリュームたっぷり)をいただきましたが、どちらもビールによく合っていて大満足でした。
特に私が感心したのがこのパンもソーセージもそれぞれノースバンクーバーの地元では人気のお店のものを使っているそうで、地元に根付いて事業をしているところも嬉しいですし、パンは個人的に買いに行きたい、と思いお店をすぐに調べてしまいました。
 店内は天井が高いこともあってか開放感のある中、天気の良い外を眺めながら、ビールと食事を堪能することができました。これからゲームエリアなども作るそうですので、今後も定期的に訪れたいブルワリーです。


Izumi Hance

北海道帯広出身。1996 年よりカナダに移住。 お酒が3 度の飯より大好きで、美味しいものを食べることや期間問わず色んな所へ旅行をするのが趣味。 常に新しいもの、面白いもの、美味しいものを探し回っているアラフィフお気楽女。

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