9月29日―10月14日
【バンクーバー国際映画祭】邦画参加作品紹介 その1

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「バンクーバー国際映画祭」VIFF
9月29日―10月14日開催
  その1

女が眠る時

Photo:VIFF

Photo:VIFF

ph本作のメガホンを取るのは、巨匠ウェイン・ワン。1993年の『ジョイ・ラック・クラブ』で映画ファンの注目を集め、1995年の『スモーク』がベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた。ニューヨーカー誌に掲載されたヨーロッパで著名なスペイン人作家ハビエル・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING」を日本で撮影することを自ら提案、ウェイン・ワンにとって初となる日本映画の監督に挑んだ作品。

【あらすじ】
狂っているのは自分なのか。それとも、目の前の現実か。
 美しい海辺に佇むリゾートホテルに滞在していた小説家の健二は、処女作のヒット以来、良き題材に恵まれず自らの才能に苦悩していた。ある日彼はプールサイドで初老の男性・佐原と若く美しい女性・美樹という親子ほど年の離れたカップルを見かける。ほんの好奇心から始まった健二の「覗き」はやがて常軌を逸した行動へと変化していく。<Youtubeより>
【キャスト】
ビートたけし 西島秀俊 忽那汐里
小山田サユリ 新井浩文 渡辺真起子 / リリー・フランキー(特別出演)
【上映日時・会場】
10月1日(土)午後6時半  Vancouver Playhouse マップ
10月8日(土)午前10時45分  International Village #9  マップ
【チケット】
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海よりもまだ深く

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Photo:VIFF

【あらすじ】
『海街diary』などの是枝裕和監督が、『奇跡』以来の阿部寛と樹木希林とのタッグで、なかなか大人になれない男の姿を描く感動のホームドラマ。小説家になる夢を諦め切れないまま探偵事務所で働く男が、たまたま実家に集まった母、元妻、息子と台風の一夜を過ごすさまを映す。思っていた未来とは少し違う現実を生きる家族の姿が印象的につづられる。<Youtubeより>
【キャスト】
阿部寛、樹木希林、真木よう子、小林聡美、リリー・フランキー
【上映日時・会場】
10月7日(金) 3:30 pm, Vancouver Playhouse マップ
10月13日(木) 6:00 pm, 会場未定
【チケット】
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永い言い訳    カナダ先行上映作品

longexcusethe

Photo:VIFF

【あらすじ】
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。映画.com
【キャスト】
本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、堀内敬子、池松壮亮、黒木華、山田真歩、深津絵里
【上映日時・会場】
10月11日(火)午後1時15分 International Village #9  マップ
10月13日(木)午後6時半  International Village #9  マップ
【チケット】
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東北の新月

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Photo:VIFF

東北の新月: 2011年に日本の東北地方で起きた大地震、津波、そして放射能汚染災害後の、愛とサバイバル、日本の文化伝統の感動の物語。
 この映画は宮城、岩手、福島 各県沿岸の市町村での 2年半以上に及ぶ取材ロケを通じて制作された、災害に打撃を受けた日系カナダ人映画作家と被災者住民の心の快復の記録である。
 寡黙を旨とする東北の人々がその沈黙を初めて破り それぞれの思いを言葉にする。彼らの強さが先祖から受け継がれたものであり、自分達の存在が日本文化のさらなる存続においてもユニークなものになった事を神秘的な確信を持って物語る。未来を夢見る少年、新たな戦いに挑む年老いた侍: 両者は言葉で言い表せぬ何か、しかし人生に必要不可欠な何かを共に見い出す。
 「新月」、目には見えぬ月、しかし闇の中にその同じ引力を持ってしかと存在する月。
【上映日時・会場】
10月5日(水)午後6時15分  International Village #9  マップ
10月 7日(金)午後1時半  International Village #10 マップ
【監督】
リンダ・オオハマ (カナダ人ドキュメンタリー監督)
【チケット】
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