「泥酔」でコクピットで気絶したパイロット

photo_001デンゼル・ワシントン主演の「Flight」という映画が2012年に上映されました。

このストリーは、デンゼル演ずるパイロット・ウィトカ―は「アルコール依存症」に苦しみながらも、ひた隠しにてコックピットに座り、奇跡の救出劇をするという映画。

ところが、身体チェックをすると血液から基準値をはるかに超えるアルコールが検出され、過失致死罪の容疑がかけられてしまうというストーリーです。

 これは映画だからこそ「あり」なんですが、

本当に「酔っ払い」パイロット事件が起こってしまいました。

場所はカルガリー空港。

メキシコ行きのSunwing航空WG595便(LCC)B737。

この飛行機を操縦するパイロットMiroslav Gronych(37歳 スロバキア人)。乗務員は彼の行動が変だと思っていたところ、離陸数分前に操縦室で気絶してしまったというもの。

通報を受けた警察はこのパイロットを逮捕し、血中アルコール濃度を検査したところ基準値の3倍以上が検出されたとのことです。
機内には99人の乗客と6人の乗員が乗っており、代わりのパイロットが操縦し機は遅れは僅かだったものの、幸いにして無事に目的地に着いたとのことです。

この機長の裁判は1月5日に予定されているとのことですが、まじにこういうパイロットがいたですね。

sunwing

映画じゃないよねぇ~


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