PGPスポンサーシップ最低年収(Minimum Necessary Income)証明

来年1月4日午前8時より申請書受付が再開する「Parents and Grandparents Sponsorship」ですが、スポンサーシップの申請書類の一つに過去3年間の収入証明があります。

Minimum Necessary Income

スポンサーとして承認されるにはカナダ政府が定める最低年収基準を上回る年収があることが必要です。
最低年収基準は家族人数により定められています。

家族人数:2人
● 2012年度最低年収:$36,637
● 2013年度最低年収:$37,708
● 2014年度最低年収:$38,272

家族人数:3人
● 2012年度最低年収:$45,040
● 2013年度最低年収:$46,354
● 2014年度最低年収:$47,051

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家族人数:7人
● 2012年度最低年収:$77,879
● 2013年度最低年収:$80,153
● 2014年度最低年収:$81,355

家族人数:7人以上の場合、家族1人増える毎に下記が追加
● 2012年度最低年収:$7,929
● 2013年度最低年収:$8,148
● 2014年度最低年収:$8,271

この収入証明ですが、スポンサーシップを申請する本人だけのものではなく、配偶者もしくはコモンローパートナーの収入証明も「co-signer 」として含めることが出来ます。

通常、収入証明で求められる書類は各年のNotices of Assessmentですが、スポンサーシップ申請者が過去3年間を証明できない場合でも、co-signerの配偶者もしくはコモンローパートナーが過去3年間のNotices of Assessmentを提出できる場合は、co-signerの収入もスポンサーとして認められます。

婚姻関係になったのが過去3年以内では無かった場合でも、co-signerの配偶者もしくはコモンローパートナーの収入は申請に含むことができます。

申請時に婚姻関係であることが証明できるのであれば、いつ婚姻関係になったかは問題ではありません。

例えば専業主婦の奥様のご両親をスポンサーされる場合、ご主人の収入をもってしてスポンサーシップの申請ができるというわけです。

最低年収の基準は家族構成によって異なりますが、申請後、家族構成の変動(お子様の誕生など)があった場合は、カナダ政府から家族構成変動の有無の質問が来る前に、自らカナダ政府に申告することはとても好印象につながることをお忘れなく。

2016年1月4日の申請受付再開に向けて申請書類をご準備されていらっしゃる方も多いと思います。

1月のParents and Grandparents Sponsorship申請には2012年度・2013年度・2014年度のNotices of Assessment(もしくはOption “C” )が必須ですが、co-signerの方の分もお忘れなく含めて申請されて下さい。

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平良ゆり

2007 年UBC にて経営学修士(MBA)を学ぶために渡加。当時5 歳と8 歳の娘2 人を連れ、知り合いの全くいないバンクーバーにてシングルマザーとしての子育て& MBA プログラム両立は想像を超える厳しさ。卒業後は自身の経験を活かし、移民・キャリアコンサルティング会社を設立。UBC キャリアプログラムでのインタビュー指導、カナダ・日本でのキャリアワークショップ、そして個人インタビュートレーニングも行う。2011 年にはBC 州公認キャリア指導者に認定。カナダ政府公認移民コンサルタントでもあり、移民を見据えてのキャリアカウンセリングが定評。 Shine Canada #618-602 W. Hastings St.Vancouver, BC V6B 1P2 Tel: 604-828-9804 Fax: 604-648-8504

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