カナダ・マニトバ州への移民を考える

Manitoba マニトバ はカナダの真ん中にあるプロビンス(州)です。

そこは移民申請がしやすい州になっています。移民を目指す人にとって、いかに容易く、短時間で移民がとれる、となれば魅力十分ですよね。

トロントやバンクーバーでは「無理、無理」と言われる移民も、マニトバならできる、かも?

以下は、Oopsがお世話になっている、「Shine Canada」さんから、マニトバでの移民申請についてのお話しです。じっくりお読みいただき、移民につなげてください。

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カナダ移民申請には

州からノミニーを受けると永住権申請資格が発生する制度

があります。
Provincial Nominee Program (PNP) は州毎にその審査方法が異なりますが、Express Entryが始まって以降、CRSポイントシステム同様のポイント制度を導入する州が増えており、2016年度はBC州をはじめオンライン申請制度のもとポイント制度を導入する州がさらに増える予定です。

このポイント制度Expression of Interest (EOI) といい、まずはEOIをオンライン申請し得点が高い申請者から選抜が行われ、Letter of Advice to Apply (LAA) を受理し、正式に州ノミニープログラムに申請し、審査後無事にノミニーを受理すれば、永住権 (PR) を申請という流れです。

1) EOI申請

2) LAA受理

3) 州ノミニープログラムへ申請

4) ノミニー受理

5) CICへPR申請

6) カナダ永住権取得

EOI制度をいち早く導入したのがマニトバ州です。

ポイントの配分、申請基準は各州毎にことなりますが、例えばマニトバ州ノミニープログラムで下記の申請者の方の得点を計算してみましょう;

Aさんは大学卒業後商社へ就職、5年間勤めた後に退社、マニトバ州のカレッジにて2年間のビジネスプログラムを修了、カレッジ卒業後はワーキングホリデーを利用してカフェで勤務という状況です。

Aさん
年齢:31歳
職歴:フルタイム就労経験5年
学歴:4年制大学卒業
語学力:IELTS General (Reading:4 Writing:5 Listening:5 Speaking:5)、 CLB 5
マニトバ州就労経験:半年以上
マニトバ州就学経験:カレッジ2年プログラム修了
マニトバ州以外のカナダ国内就労・就学経験:無し

Aさんの得点は

「528点」

となります。

先日10月13日に行われました選抜でマニトバ州在住のSkilled Workerの選抜対象ポイントは506点以上ですので、AさんがEOI申請していればLAAを受理していたことになります。

マニトバ州は前回の選抜で海外申請者も含め合計「372」ものLAAを発行しています。

そして、2015年5月より8回に渡り行われている選抜のランキングポイントもマニトバ州在住・海外在住ともに600点を切るようになりましたので、LAA受理の可能性が高くなっています。

マニトバ州ノミニープログラムに関して「Shine Canada」へのお問い合わせは多く、ニーズに合わせてウェヴサイトもリニューアルしましたので、ぜひご参考ください:Manitoba Provincial Nominee Program (MPNP)

また、近々、Oopsのオフィスにて「移民」等の説明会を開催する予定です。その際、より詳しくお話しできると思います。

引用はYuri from Shine Canadaからです。情報をシェアしてください。

平良ゆり

2007 年UBC にて経営学修士(MBA)を学ぶために渡加。当時5 歳と8 歳の娘2 人を連れ、知り合いの全くいないバンクーバーにてシングルマザーとしての子育て& MBA プログラム両立は想像を超える厳しさ。卒業後は自身の経験を活かし、移民・キャリアコンサルティング会社を設立。UBC キャリアプログラムでのインタビュー指導、カナダ・日本でのキャリアワークショップ、そして個人インタビュートレーニングも行う。2011 年にはBC 州公認キャリア指導者に認定。カナダ政府公認移民コンサルタントでもあり、移民を見据えてのキャリアカウンセリングが定評。 Shine Canada #618-602 W. Hastings St.Vancouver, BC V6B 1P2 Tel: 604-828-9804 Fax: 604-648-8504

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