バンクーバー初の猫カフェ
『Catfe』に行ってきました！

バンクーバーの猫好きさんたちが、今か今かと待ちわびていた猫カフェ『Catfe』が、12月14日（月）に、ついに正式オープンしました。

12日の土曜日に、クラウドファンディングのスポンサーやメディア向けのプレオープンが開かれ、Oops!も一足お先にお邪魔してきました！

スカイトレインのStadium−Chinatown駅からすぐ、International Villageの２階。１階にダイソー系のダラーストアYokoyaya、３階には映画館が入っているショッピングモールと言えばわかる方も多いはず。

入り口を入ると、左側がカフェ、右側が猫たちがいるキャットラウンジ。カフェで飲み物や軽食などを購入し、＄５の追加料金を払うとキャットラウンジで１時間過ごすことができます。また、カフェで＄８以上購入した場合には、追加料金なしでキャットラウンジに入れます。

外の光がたっぷりと入る、明るく広々としたキャット・ラウンジには、大テーブルや椅子、ベンチ、キャット・ウォークにもなる壁一面の棚が設置され、猫たちが思い思いに過ごせるよう、あちこちに箱やキャットタワーも完備。
店内には猫好きの心をくすぐる色々な猫グッズもディスプレイされていて、散財の予感満載…。

この日、ラウンジにいたのは５匹の猫ちゃんたち…とはいえ、棚の上や箱の中で寝ている子もいて、実際にお相手を務めてくれたのは、とても人懐こく色々な人に撫でてもらってうっとりしていたタキシードキャットのJose君（５歳）、オモチャで遊ぶのが大好き過ぎてテーブルから落っこちるほど喜んでくれた、やんちゃなBig Foot君（３歳１ヶ月）の２匹。

猫たちは、B.C. SPCAという動物保護団体で保護されている子たちで、みんな里親募集中です。毎週木曜日に、B.C.SPCAから新しい猫を迎え入れ、最終的には12匹になるとのこと。

オーナーのMichelleさんは、台湾を始め、日本やアジア各国で人気を博している『猫カフェ』というコンセプトを初めて見たとき、何て素晴らしいんだろう、と思ったものの、北米で同様のカフェを開くのは難しいだろうと思っていたそう。
やがて、ヨーロッパやアメリカ各地に猫カフェがオープンし始め、ついにカナダでもモントリオールやトロントに猫カフェが登場。
「それなら、こっちでもできるはず！」と動き始めたのが、昨年の１月。ほぼ２年近くの準備期間を経て、ついにバンクーバー初の猫カフェオープンに至ったのでした。

　ありがとう！　Michelleさん！！

来店していたお客さんたちの声

－猫カフェができて、とっても嬉しい！　猫の里親になりたい人は、ここでたくさんの猫と出会うことができるし、猫たちにも里親を見つけるチャンスにもなるし。アパートで猫が飼えない人たちも多いから、みんな喜ぶと思う。

－里親になって１匹連れて帰りたい。

－素晴らしい場所ね。助けを必要としている猫たちは数え切れないほどいる。Catfeを通して、その子たちに良い家を見つけてあげられるといいと思う。

－また絶対来たい。もう予約を入れたわ！

賃貸住まいなのでペットが飼えない、でも猫に癒されたい！　猫をモフりたい！　猫好きの思いは日本もカナダも同じ。保護猫たちの里親探しの大きな助けになる『Catfe』は、そんな猫好きさんたちの救世主！
学校帰りに、仕事帰りに、お買い物のついでに、ぜひ訪れてみてはいかが？

Photo by Kayoko Matsumura