カナダの人種和合を促進する期成同盟
全カナダ国会議員に呼びかけ
毎年12月13日を南京虐殺記念日としてカナダ国会で制定を目論むバンクーバー・イースト選挙地区国会議員ジェニー・クヮン氏 (Jenny Kwan, MP, NDP) は９月中旬に再開される国会で提議されることを今年４月に公表、期成同盟では日系に呼びかけてそれに対する強い反対を表明しています。
その一端として７月11日の一般公開の集まり以降、地元の日系の多くがバンクーバー近郊の国会議員、さらにジェニー・クヮン議員に反対意見の手紙を出しています。
期成同盟では９月中旬の国会再開に焦点を合わせて全カナダの国会議員334名宛てにジェニー・クヮン議員の提案に異議を申し立てる手紙を９月１日に発送しました。引き続き、国会再開直前に、トルードー首相 (Prime Minister Trudeau, Liberal)、 野党党首アンドルー・シィアー氏 (Andrew Scheer, MP, Conservative) およびジェニー・クヮン議員、さらにNDP党首 ジャーミート・シング氏宛に異議の手紙を発送します。
現在までに、ジェニー・クヮン議員に出された異議の手紙に対して同議員の返信を入手している日系の方が何名もいますがいずれの返信も誇張、または誤解を招く語句を含みさらにジェニー・クヮン議員に同調して記念日制定を述べている乗松聡子氏や日系の小説家で名声を博しているジョイ・コガワ氏（Joy Kogawa）の論説などを添付、日系団体の声を代弁する印象を与えようとしています。期成同盟では近々これらに対する反論を送達いたします。
