もんちっちママの カナダ子育て奮闘記
その日の終わりに伺います。「今日の自分は何点でしたか?」

●その日の終わりに伺います。「今日の自分は何点でしたか?」●
9 月から新しい環境を迎えた子供達のために頑張るママ達は、少し疲れの出てくる頃ではないでしょうか。カナダで頑張るママさん達、お疲れ様です!
先日、ある日本のテレビ番組を観ました。その中に、仕事を終えた街角の女性に「今日の自分は何点だったか?」と質問をするコーナーがありました。ひとりの女性は「50 点」。理由は、仕事へ行き、残業を終えただけの日だったから。ひとりの女性は「80点」。理由は、大切なプレゼンで自分が狙っていた通りのアプローチができ、仕事後にジムで運動できたから。それを観て私は、「もっと点数が高くてもいいのに。日本の女性は、あとどれだけ頑張れば、今日の自分は100点満点でした!と言うのだろう?」と思いました。
私も日本で生活をしていた頃、このテレビの中の女性達と同じような評価をしていたと思います。しかし、カナダで生活している今、評価の概念が少し変わったように感じます。翌日、近所のコミュニティーセンターの閉館時間に、カナダ人女性2 人に上記と同じ質問をしてみました。ひとりの女性は「95 点」。理由は、今日やろうと思っていたことの1つ以外は全部できたから。もうひとりの女性は「100 点」。理由は、やることが多い日だったが自分のベストを尽くせたから。予想通り、カナダ女性の回答は、自身への評価が高かったです。これはあくまで私個人の意見で、聞いた相手の年齢や性格、立場にもよりますが、それでもカナダ人の女性は普段から、日常の自分を高評価しているように思います。ここに日本とカナダの価値観の違いを感じました。きっと、カナダにいる日本人ママの中にも、テレビの中の女性のように、ご自身に厳しい方がいると思います。でも本当は、「当たり前」にやっている日常のことが凄いことで、それをもっとご自身で褒めてあげてください!と伝えたいです。頑張ってるご褒美にと今日もケーキとピザを頬張る、もんちっちママでした。

もんちっちママ:縁あってカナダに2010 年より在住、現在は2 人の子供を育てながら、カナダと日本の子育て事情の違いに奮闘し、喜怒哀楽の日々。どうにか若くいたいと年齢とも格闘の毎日。

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