第36回 あなたの「〇〇ができない…」の理由は、「不安障害」かも知れません
周りの人が自分の思い通りに動いてくれないと機嫌が悪くなる。 白黒でものを考える癖があって、行動も両極端。心は繊細で、小さなことでとても傷ついてしまう。人付き合いに関しては、人から 傷つけられるかもしれないと認識した場合は、たとえ小さなことであったとしても、一瞬にして心のドアをパタッと閉じてしまう。自分の中ではちゃんとした理由があるので、そうやって友達付き合いをさっと切れることを潔いと思っている。周りの人はあなたの急に変わった態度に戸惑い、話をしようと思っても、その隙も与えていない。だんだん時間が経つ上で、友達と言える人は知り合い程度の人。
どんどん孤独になってしまって、頭の中で「できる」「できない」にこだわってしまう。恋愛すると依存してしまうし、少ない友達と話すことは、自分のことばかり。「 それにしても、何でいつもこんなに不安な気持ちになることが多いんだろう。そういえば、親もよく心配していた」。もし、これらが思い当たるようであれば、あなたの中に「不安障害」が隠れているかもしれません。
■明るい人ほど、自分の「不安障害」 に気づいていない
不安障害を患っている人は、「暗い」印象があると思われるかもしれませんが、そうでもありません。「 明るい表情と明るい声のトーン」で、未来、仕事、お金、恋愛のことをよく話したり、話を聞いて欲しいが強かったり、「 私は周りからなかなか理解されないタイプ」と思っている人は要注意。このタイプの人は、 恋愛しても、いつも相手から振られることが多い。 それは、相手があなたの明るさに惹かれたのに、いったん付き合ってみると、不安な部分がだんだん言動の端々に出てきたり、依存したりもしてくるので、あなたの気持ちを重たいと取られることが理由の1つ。
■健康な不安vs「不安障害」を見分ける簡単な方法
将来は見えないものですから、もちろん色々なことに不安を感じても当然! ただ、健康な不安と障害になっている不安の見分け方は一目瞭然。
それは、パッションがあるのに、「行動が伴わない人」や「小さな積み重ねができない人」。そんな自分を怠け者と思っている人は、それを自分の「性格」だと思っていて、「不安障害」が隠れているとは想定外かも知れません。
もし、「不安って誰でも持っているものじゃない?」と片付けてしまうと、そこであなたの進化が終わってしまいます。不安で人生が「HOLD」になって、時間の無駄使いが多くなり、考え方が極端になってしまうと、いずれ何のために生きているのかが分からないと感じるようになってきます。そんな気持ちで生きていると、心の荷物が増えてくるので、歩ける道は短距離で平坦の道のみになってしまいます。 自分を諦めるのはまだ早い! 不安障害は解消できるので、思い当たる人は、なるべく早くカウンセリングを受けてくださいね。
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