ベルーガに会いに チャーチルへ行きます
⑥チャーチルへ行くまでも大変

 準備も問題なく終了し、ついに出発まで1週間!という時、突然ロッジから連絡が。それはなんと、使う予定だった電車が洪水で運休になり、ウィニペグ発の飛行機でしか行けないというものでした! しかし連絡には続きがあり、ロッジでチケットを手配するので、取れたら連絡してくれるとのこと。ここへ来てまさかのハプニングでしたが、ここまで来たらもう信じて待つしかありません。

しかしその後連絡が来ない! 本当にバンクーバーを出発していいのか、毎日不安でした。

 やっと連絡が来たのは出発の3日前、航空券のチケットは無事取れたのですが、今度はその飛行機が早朝発なので空港近くのホテルに1泊しなければならないとのことでした。しかしその予約もロッジが手配をしてくれるとのことだったので、時間もなかったため甘えることに。ところがその部屋が取れたと連絡があったのはなんと出発の当日でした。
 それでも何んとかウィニペグまで着いた私は、とりあえずホテルに、、、チェックインをしようとしたところ、ここでもトラブル発生! フロントで名前を言うと、私の予約は入っていないというのです! ロッジで予約を取ってもらったと伝えると、目の前で電話をかけだすお兄さん。まさか見知らぬ街で宿なしかと思いましたが、すぐ近くの系列の別ホテルで予約が入っていると教えてくれました。そんなの聞いてない!
 とにかくハラハラしっぱなしでしたが、その後は特にハプニングもなく、翌日ついに私は憧れのチャーチルへ降り立ちました! しかし、その第一印象は…暗い! 寒い! 何もない!
 到着したのは6月中旬でしたが、街周辺は見渡す限り、土と岩と所々に雪が広がっているだけで、海は海岸まで氷で覆われていました。空もどんより曇っていて、ダウンが必要なほど寒い。街中でもほとんど人を見かけず、なんとなく不安を抱きながら私のチャーチル
生活はスタートしました。(続く)

Tomona
夫婦でワーホリでバンクーバーに。日本では「水族館」で働いていたことがあり、今は念願が叶ってチャーチルで住み込みで仕事中。相方はロッキーでガイドの仕事をして、場所は離れていますが、夫婦で海で山で活躍中です!

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