ベルーガに会いに チャーチルへ行きます
⑤チャーチルでの仕事探し

 ふとした助言からチャーチルで生活しようと決めた私は、仕事探しから始めました。
 しかし、現実はそう甘くなく、簡単には見つからない..。チャーチルに知人がいるわけでもなく、そもそもその街自体を知っている人すら周りにいなかったため、人は頼れず、またネットで検索してみても求人情報はほとんどありませんでした。それでも、こまめに人
に聞いたりネットをチェックし、ついに1ヵ月後、ようやく1件ネットでロッジのハウスキーピングの求人を見つけました! もちろんすぐさま応募!でも、その後2週間、連絡は全く来ませんでした。

 ダメだったのかと諦めかけた時、なんとそのロッジから「スカイプで面接をする」と連絡が来たんです! 初の英語の面接、しかもスカイプで。さらにこれを逃すと、次いつチャンスが来るかわからなかったので、念入りに準備しました。面接当日は緊張がさらに倍増!

 しかも向こうからの質問は私が準備していたものとかけ離れており、自分でも何を喋っているのかわからない状態になってしまいました。面接後、「もうこれは落ちただろう」と思うと、もう何もする気が起きなくなってしまいました。

 ところが数日後、なんと「採用」の通知が! 「チャーチルに滞在するのが私の夢です!」と、唯一、面接ですんなり言えたこの一言が、相手にも伝わったのかもしれないです。その後は働き始める時期などの連絡のやり取りをし、ウキウキしながら準備を進めて行きました。
 しかし! やはりハプニングはつきものなのか、出発1週間前、突然ロッジから連絡が来ました。     (続く)

Tomona
夫婦でワーホリでバンクーバーに。日本では「水族館」で働いていたことがあり、今は念願が叶ってチャーチルで住み込みで仕事中。相方はロッキーでガイドの仕事をして、場所は離れていますが、夫婦で海で山で活躍中です!

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