「限りなくネイティブの発音に近づく発音」 とワンポイント英会話 その9

日本生まれ・日本育ちの私でもできる、
「限りなくネイティブの発音に近づく発音」

を、一緒に練習してみましょう!

今回も「脱!カタカナ英語」について

意外と紛らわしい「m」と「n」について練習してみましょう。

前回は、日本人が苦手な発音のひとつ、「r」「l」の音についてお話しました。
「r」舌は「巻かない」! 舌をそのまま後ろに引くだけで、「l」は舌先を前へ出す音でしたね。そして、rもlも「スタンバる音」でした。 ここで練習。lの位置に舌先を持っていき、「アイク」と言ってみましょう。どんな音になりましたか?likeになった人は正解です!!
できました??出来ない人はこちらからやり直し!

「m」と「n」について
「m」の発音
→上と下のくちびるをくっつけて、声を出す。これだけ。
・・・ここで、はっきり」「む~」という音が出たら・・・・NG!!!
  これは、くちびるを話して後ろに母音のuを入れている証拠!!
どちらかというと、ハミングの「ん~」に近いと思っててください。
例えば、time, same, Tom
を発音している時に、タイム、セイム、トムとなっては絶対ダメってことです!
mがその単語の最後の音の場合、とにかくタイまで言ったら口を閉じるだけで、timeの発音になります。
また、importantなど、途中にきている場合も、口を閉じるだけで良しです。
余計な「む」の音は、「む用」です!
日本人にとって意外な盲点「n」について練習です。
みなさん、「n」の音は、日本語に「ん」でしょ!?って思ってませんか???
そう思っちゃってる方、損してますよ~~。あ~あ~・・残念!!
  もっとも大きな違いは、「鼻から抜ける音」です。
例えばこんな生徒さんがいました。 I didn’t mean to・・・という文章を聞いて書き取りをしていたら、
「I didn’t meet・・・」としか聞こえないと言うんです。
なぜでしょう?
答えは簡単。その生徒さんに聞いてみました。
「もしや、meanの発音する時に、日本語の『ん』のようにかる~く発音してませんか?」、と。
そしたらやっぱり、「え?違うんですか??」という答え。
YES. 全然違います!!
meanのnをいう時にかならず軽くでもいいんです、鼻から声を抜きまししょう。
「ん~~ぬ」というイメージですかね。
その生徒さんときちんと発音を直して発声してもらった後、もう一度同じ文章を聞いてもらったところ・・・・
生徒:「・・・聞こえますね。もう聞こえないことがありえないですね。」
発音ってこのくらい簡単にリスニングの力を変えられるんですよ

今月のワンポイント英会話

「お買い得!」:such a good deal!

【解説】

It’s such a good deal!
What a great deal!
☆deal☆
名詞。「(商売の)取引」の意。
ほかに、”Don’t worry, it’s not a big deal”
(心配しないで、大したことじゃないから)の意でもよくつかわれます。
このときにはa big dealで「重要なこと」の意を表しています。
☆such a + (adj) + (noun)☆
☆what a + (adj) + (noun)☆
上記二つとも
「なんて(形容詞な)(名詞)!」
「とても(形容詞な)(名詞)!」
の意で、強調した表現。

「待つ甲斐あり!」:“It’s worth the wait!”

【解説】

worth: 形容詞。「~の価値がある」の意
後ろに名詞もしくは動名詞(動詞のing形)を伴って、(名詞)だけの価値がある、(動名詞)するだけの価値がある、という意味を作ります
☆今回は後ろにthe waitという名詞を置いて(waitは同形で動詞にも名詞にもなります)、「待つこと」の価値がある、というフレーズをつくっています
気をつけたいのは動名詞のかわりに不定詞をおいてしまわないこと。例えば、「訪れる価値がある」の意ではworth to waitとはいえませんで、必ずworth visitingとなりますので注意。
例)
名詞を伴って:Vancouver is worth a visit. (バンクーバーは一度訪問の価値がある)
動名詞を伴って:Vancouver is worth visiting once. (バンクーバーは一度訪れる価値がある)

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