社会人のマナー講座
第4回 言葉遣い・その2

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前回の言葉遣い・その1 では、敬語の種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語)と敬語のよくある間違い(尊敬語と謙譲語の取り違えと、二重敬語)をお伝えしました。
言葉遣い・その2 では、身内と他人の区別・ビジネスで使いたい改まった言葉、言葉や内容のニュアンスを和らげるクッション言葉、ビジネスにはふさわしくない言葉などをお伝えします。
生活でも積極的に使い続け、身につけていきましょう。

【身内と他人の区別】
人と話す時、敬語とともに気をつけたいのが「人の呼び方」です。自分側と相手側をしっかり区別して、身内には敬称をつけず、相手側には敬称をつけます。ビジネスシーンでは社内で上司に敬語を使うのは当然ですが、社外の人と話す時は、自分の上司といえど「同じ会社の人間=身内」ですから、呼称は付けず、謙譲語を遣います。
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【ビジネスで使いたいあらたまった言葉】
ビジネスシーンで使った方がよいとされるあらたまった言葉も、自然に使えるようにしておきたいものですね。
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【クッション言葉】
人とのお付き合いやビジネスシーンでは、依頼やお断りをしなくてはいけないことが多くあります。相手への配慮や気遣いを示すことができる「クッション言葉」を使うことで、文章全体の雰囲気が柔らかくなり、依頼や断りを受け入れてもらいやすくなります。manner3

【ビジネスシーンではふさわしくない言葉】manner4
日常の会話で使われている表現の中には、ビジネスシーンではふさわしくない言葉もあります。癖になっている場合、使わないように気を付け、とっさに口から出てしまわないように直していきましょう。

【年下にも敬語?】
敬語は年長者にだけ使うものと考えている人も多いでしょう。しかしビジネスでは、自分が年長であっても、異なる組織にいる人や立場が上の人には、相手の年齢にかかわらず敬語を使う必要があります。敬語を使わないことで、敬意が伝わらず不快な思いにさせてしまうこともあります。より良いコミュニケーション、より良い仕事をするために敬語は不可欠です。面接やビジネスシーンで自信を持って話せるよう、今後は積極的に敬語を使うように心がけてみてください。
言葉遣いは、その人の知性や人となりを表します。自分の言葉遣いを振り返り、面接やビジネスシーンで自信を持って話せるよう、今日から練習していきましょう。
次回のテーマは電話応対です。自信を持って電話に出られるようにしたいものですね。


高橋泰代 

高橋泰代 

大学卒業後、私立一貫校の教員を経て、夫の勤務に帯同しバンクーバーに滞在。帰国後、人材教育企業に勤務し、講師業をスタート。企業・行政向けにビジネスマナーをはじめ、コミュニケーション力・マネージメント・コーチングに関する研修を多数企画・担当。就職支援・相談にも活動の分野を広げ、現在に至る。

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