ツナママ日記

1 レンタカーの借り方賢い中古車の買い方 2 病院の行き方と保険について
3 避妊と性病について 4 どこまで知っている?“薬”と“ドラッグ”
5 カナダ出入国の税関とビザの手続き 6 お金にまつわる情報
7 BC州の労働基準法 8 快適に暮らそうバンクーバー ホームステイ編
9 快適に暮らそうバンクーバー アパート編 10 冷静な判断が大事 犯罪編
冷静な判断が大事 犯罪編
 犯罪と一口に言っても色々なパターンがあるが、どれも迅速な判断ができるに越したことはない。実際に、どのようなケースの場合にどのような対応をすればいいのか、大まかな例を挙げるので参考にしてほしい。

1 空き巣
帰宅したら家の中が荒らされていた…というようなケース。家の中にまだ犯人が隠れている可能性もあるので、部屋を出て近隣の住人に事情を説明し、電話を借りて911に電話をするか、携帯電話から電話をかけよう。警察への連絡は早ければ早いほどベター。あとは警察が来るまで待つ。

2 詐欺
詐欺といっても、高いものを買わせてぼろ儲けするケースや結婚詐欺など色々だが、圧倒的に多いのは“金銭の貸し借り”によるもの。知り合いであっても、とにかくお金の貸し借りはなるべく避けることだ。「この人は信用できる」という場合でも100ドル以上は貸さないなど、自分でボーダーラインを設けるべき。日頃から、お金に対してはっきりとした態度を示しておこう。

3 強盗
街を歩いていたらバッグをひったくられた…というようなケース。このような場合はすぐに911に電話をしよう。いつどこで起きたのか、あなたが今現在どこにいるのかなどをはっきりと説明すること。この場合はEmergency扱いでOK。もし、目撃者がいれば、その人の名前と連絡先を聞いておく。警察が来るまでその場に一緒にいてもらえればなお良い。万が一に備え、クレジットカード番号や紛失の際の連絡先、パスポートの控えは必ずとっておく。

4 盗難
ちょっと荷物から目を離した隙に財布を盗られた…というようなケース。この場合は、まずその店のマネージャーに事の成り行きを伝えよう。その後、警察のNon-Emergencyライン(911でもOK。ただしNon-Emergencyとはっきり伝える)にコンタクトを取り、指示を受ける。
フロントに預けたコートが紛失した、というような店の責任によって起きた盗難の場合は、店側が補償金を払い、示談で済ませることもある。盗まれた財布の中にクレジットカードやバンクカードが含まれている場合は、すぐに各会社と連絡を取り、サービス停止などの処置を取る。

■ 強盗や盗難にあわないためのポイント
◎ 貴重品は常に身に付けて歩く。
◎ 財布やパスポートなどの貴重品は内ポケットなどに入れておく。
◎ 現金は必要最小限の額だけ持ち歩く。
◎ キャッシュコーナーで現金を下ろすのは、昼間にする。
◎ バッグはなるべく、たすきがけにする。
◎ パンツの後ろポケットに財布を入れて歩かない。
◎ ボーっとせず、周りに注意を払って歩く。

5 ホールドアップ
帰宅途中にナイフを突きつけられて金銭を盗られた…というようなケース。まず、一番重要なのは抵抗せずに要求に応えること。下手に抵抗して怪我でもしたら大変だ。相手が去ったのを確認してから、すぐに911のEmergencyラインに連絡するか、近くにPolice Stationがあれば駆け込むこと。携帯電話や公衆電話がない場合には、近隣の家で電話を借りる方法もある。

6 身体に危害を加えられた場合
レイプされた、またはされそうになった、喧嘩を売られた…というようなケース。身体に危害を加えられた場合は、早急に911のEmergencyラインに連絡をしよう。特にレイプの場合は、証拠をとったり、医療処置を受けたりしなければならないケースが多いので、なるべく早めに警察とコンタクトを取ることが大事。怪我で出血がひどいような場合は、911にダイヤルして「Ambulance」と伝える。目撃者がいる場合は、警察に事の成り行きを証言してもらう。 犯罪の状況によっては、その場でケースナンバーがもらえる場合もあるが、自分で出向かなければならない場合もある。911に連絡を取ったケースならば警察の指示を仰げばよいが、そうでない場合は直接出向くことになる。ケースナンバーは、海外傷害保険のクレームなど、後々必要となることも多いので、必ず取得しておくように。

■ 行動する上で気をつけたいポイント
◎ 夜間の1人歩きは、エリアを問わず控える。
◎ 治安の良くないエリアにはなるべく行かない。
◎ つけられていると感じたら、最寄の店などに入り、家族や警察に連絡する。
◎ 夜間にバスを利用する際は、ドライバーの近くに座る。
◎ スカイトレインの駅では、カメラの設置されている黄色の点線内で待つ。
◎ ヘッドフォンをしながら散歩やジョギングをしない。
◎ 出かける際は、家族やルームメイトに、行き先、帰宅時間などを知らせておく。

■ それでも運悪く被害にあったら…
◎ できるだけ冷静さを保つようにし、犯人を刺激するような言葉をかけたりしない。
◎ 相手の特徴を掴む。性別、年齢、身長、体格、肌、髪、目の色、傷やタトゥー、服装、訛りなど。
◎ 付近に人がいるようであれば助けを求める。
◎ 犯人に解放されたら、速やかに911に連絡する。

◆911へのかけ方
 911をダイヤルするだけ。オペレーターに“Police or Ambulance?”と聞かれるので、怪我人や病人がいる場合はAmbulance、いない場合はPoliceと伝える。その後、“Emergency or Non-Emergency”と聞かれるので、状況によってどちらかを伝える。Emergency扱いとなるのは、怪我人がいる、身体に危険が及んでいるというように、緊急にアシスタンスが必要なケース。そうでない場合は、Non-Emergencyとして扱う。状況をよく見極め、本当に必要な時には躊躇せずにダイヤルしよう。英語に自信がない人は“Japanese please!”と言えば日本語が話せるオペレーターに代わってくれる。

警察署のNon-Emergencyナンバー
Vancouver 604-717-3321 / Burnaby 604-294-7922 / Coquitlam 604-945-1550
Richmond 604-278-1212 / Surrey 604-599-0502 /North Vancouver 604-985-1311
West Vancouver 604-925-7300
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