子どもの見方6つのポイント

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七田式教育では、教室に通われている生徒さんの保護者の方に、子育てが楽になる6つのポイントをお伝えしています。
親子関係にトラブルが生じている場合は、必ずこの6つのポイントのどこかに、トラブルが生じています。一度、自身の子育てを振り返ってみましょう。

①子どもの短所を見ないで、長所を見る 子どもの良い点、伸びた点に目を向け、褒めて育てましょう。自分の子どもの良いところを、すぐに10個あげられますか? 毎日寝る前に、お子さんの「その日あった素敵な出来事」を最低5個は見つけてみてください。

②今の姿を出来上がった姿と見ない。過程と見ること 蝶が孵化して青虫、さなぎ、と姿を変え、最後は美しい蝶になるように、子どもはどんどん成長します。困ったことがあっても、それがずっと続くわけではありません。長い目で見て、お子さんを信頼し、褒めて、愛情を伝えましょう。

③完全主義で育てない 親が高い基準を設けると、子どもが低く見えてしまいます。子どもはできないのが当たり前です。基準を『ゼロ』にし、ひ とつできたら『すごい!』と感動の心で見守ってあげることが大事です。

④他人と比較しないで、個性を認める 一人ひとりの子どもが個性的に、 昨日より今日、今日より明日と成長する姿を見てあげましょう。誰かと比 較すれば『何番目』と評価されることになります。個性で見ればどの子も 一番なのです。得意なものを伸ばしてあげましょう。

⑤学力中心で育てない。プレッシャーをかけない 学校に行くようになる と、親は途端に学力中心で子どもを判断するようになりがちです。結果で はなく、努力を褒めてあげましょう。失敗しないことだけを目標にしてい ると、些細なことでも絶望したり、努力を放棄するようになってしまいま す。

⑥そのまま100 点と見て、可能性を信じる 欠点ばかりを見つけてマイ ナス評価をすると20 ~ 30 点の子どもになりますが、良いところに目を 向けプラス評価をしてあげると、100 点を上回る子どもが育ちます。『そこにいてくれるだけで100 点』なのです。


高橋 容子

SHICHIDA KIDS ACADEMY of CANADA 校長。日本で 17 年、カナダで4年の七 田式教育指導経験を持つ。小学校教員免許や保育士資格、カラーセラピスト・アー トセラピスト・ベビーサイン・日本語教師など数々の資格を持ち、様々な角度から 子どもの指導にあたる幼児教育のスペシャリスト。 HP:www.shichidacanada.com TEL: 604-566-9757

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