『コーチング』に学ぶ

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『コーチング』

ビジネスやスポーツの分野で、人材を効果的に育成する方法で、従来の精神論や感情論が先に立つ、叱責中心の人材育成ではありません。コーチと受け手は信頼関係で成り立ち、対等な立場で、受け手の能力・強み・個性を引き出し、自発的な目標の実現や問題の解決を支えます。

 『コーチ』というと指導者というイメージが強いですが、『コーチング』は、あくまで“ 自分で考える”“ 自分で行動する” ことの手伝いをすることが目的です。

これらのスキルは、教育や子育ての分野でも大変役に立ちます。

例えば、コーチングスキルの1つに『相手の話にしっかり耳を傾けること』があります。

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親は子供に望む気持ちが大きくなるあまり、子供の話を聞かず、自分の意見を押し付けることがあります。子供が自分の思うとおりに行動しない時『○○しなさい!』『どうして○○しないの!』などと言ってしまってはいないでしょうか?

そのような言葉を言ってしまいそうになった時は、グッとこらえて、まずは子供の意見を聞きましょう。

『○○ちゃんはどうしたいの?』『どうして○○したの?』と言葉をかけ、しっかりと相槌を打ちながら、子供の気持ちや意見に耳を傾けてください。

親から見れば最善の方法ではなかったとしても、子供は子供なりの考えを持って行動しています。
そして改善の余地がある場合は、

『そうだね。○○したかったんだよね。でも今のままではうまくいかないね。どうしたらいいのかな?』

と一緒に考えさせると良いのです。
 

『人間には耳は2つあるのに、口は1つしかないのは、人の話をよく聞くためだ』

とは、古代ギリシャの哲学者ゼノンの言葉です。
自分の意見中心に行動せず、周囲の意見に耳を傾けることの大切さを説いていますが、子育てでも同じことが言えます。

日常生活では、どうしても耳以上に口を働かせがちですが、しっかりと耳を傾けられる『聞き上手』な親になりましょう。


高橋 容子

高橋 容子

SHICHIDA KIDS ACADEMY of CANADA 校長。日本で 17 年、カナダで4年の七 田式教育指導経験を持つ。小学校教員免許や保育士資格、カラーセラピスト・アー トセラピスト・ベビーサイン・日本語教師など数々の資格を持ち、様々な角度から 子どもの指導にあたる幼児教育のスペシャリスト。 HP:www.shichidacanada.com TEL: 604-566-9757

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