「給料」は思ったほど上がっていない。

work

カナダで最も好景気で、最も生活費が高く、人材不足にもかかわらず、何ぜ給料があがないのか?

これだけ経済活動が盛んなのに、給料は経済学者が予測するようには上がってないようだとの報道がありました。

カナダ全体では0.4%の求人状況のアップの中で、ビクトリアは3%、バンク―バーに至っては5%の増加とその好調さを示しているものの、給料アップは1%に留まっているとのことです。

BC州の主要産業である観光・サービス業ではあまり「高い」給料アップは見込めないし、ここBC州には「高収入」をもたらすような業種、例えばアルバータのオイル関係のようなものがない、というのも一因のようです。

ロアーメインランドで一番好調の建築関係では、何千人も労働者不足を抱えていますが、会社側は給料アップよりも、労働者のトレーニングや福利厚生の充実を図る傾向にあり、給料は去年に比べて、2.4%の増加のみに留まっている状況のようです。
そのため、こうした建設に携わる労働者は生活費の高いバンク―バーに住まずに郊外のラングレー等から通勤をしているという実態も浮かび上がっているとのことです。

人の財布を気にしても仕方ないですが、彼ら、なんかスゴイ給料もらっているように思えて、「ホンマかいな」な報道です。

それはさておき、9月15日より最低賃金は$10.85 になります。Oops!で既報

その後、2017年9月には $11.25 になると予測され、これが給料アップの引き金になるかもしれないですね。

11


こんな記事も読まれてます。