【Zac Oshiro】5月3日号カバーモデルストーリー

 昨年5月8日、海外第1 号店として、キツラノエリアに堂々オープンを果たした、『ラーメン暖暮』。日本人だけでなく、地元カナディアンにも本場博多のとんこつラーメンは大人気! 
 半年後には2号店がダウンタウンにオープンし、ラーメン激戦区のなかでも注目度ナンバーワンだ。このバンクーバー出店に伴ってカナダにやってきたZac Oshiro さん。本場博多の味を広めるべく、『暖暮』から特命を受け海を渡った、志も高い26 歳の若き挑戦者だ。

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もともと機会があれば海外に出たいとずっと思っていました。バンクーバーへの海外初出店が決まって、マネージャーとして渡加。会社からは現地のスタッフにすべて任せてもらっているので、責任は大きいけれど、その分、やりがいもとても大きいです。

『暖暮』キツラノ店、ダウンタウン店 のマネージャーとして忙しい毎日を送るZac さんは沖縄出身の26 歳。『暖暮』との出会いは、18 歳の時。アルバイトとして地元の店舗に入ったのがきっかけだった。大学に進学するという選択肢もあったが、そのまま就職という道を選択。飲食業という業界の仕事が楽しくて、自分に合った職業だということを直感したそう。「型にはまっていなくて、自分のやりたいようにできる」ところに魅力を感じたというZac さん。早く上の立場になって自分で店を動かせるようになりたいと必死で頑張り、3年後には店長に昇進。沖縄のすべての店舗を経験しながら、着実にキャリアを積んでいった。
 そんなZac さんに転機が訪れたのは、25 歳の時。『暖暮』のバンクーバー出店が正式に決まり、かねてから海外進出の機会があればぜひ行かせてほしい、とアピールを続けていたZac さんに白羽の矢が立ったのだ。そうして、バンクーバー1号店であるキツラノ店の開店準備に合わせて渡加、マネージャーとして就任し、現在に至っている。

 カナダに来るまで沖縄から出たことがなかったというZac さん。初めての海外生活の感想は?と尋ねると、まずバンクーバーの日本人の多さにびっくりしたのだとか。だが、キツラノ店がいざオープンしてみると、土地柄か、意外にも客層の多くを占めていたのはローカルのカナディアン。健康志向で、ベジタリアンも多いと言われるバンクーバーの人たちに、果たして自分たちの“とんこつラーメン”は受け入れてもらえるのだろうか? そんな不安を抱きつつも、とにかくやるしかなかった。

『暖暮』の海外進出にあたって第1のモットー、それは、日本の本場の味を忠実に再現し、提供すること。

oshiro1外国人の口に合うように味をアレンジするようなことは、あえてしない。そのため、まずはそれに適した食材の調達が課題となったわけだが、試行錯誤の末、見事クリア。福岡出身のお客様にも太鼓判を押してもらえるような、本店の味にも全く引けを取らないとんこつラーメンが、ここバンクーバーで実現されたのだ。
 ここ数年、バンクーバーではますますラーメン人気が過熱し、“バンクーバーラーメンマップ”( http://www.oopsweb.com/news/5643)なるものが登場するなど賑わいを見せているが、『暖暮』の強みについて、Zac さんはこう話す。「まずはやはり本場の味をそのままに提供しているというところ。そして、麺の太さ、味の濃さ、辛みだれの量など、細かいところまでカスタマイズでき、選びながら楽しみを生み出していただける点だと思います。あとはスタッフ全員、元気がいい!という点ですね」。
 少年の頃からずっと野球が好きで、カナダへ来る直前までプレーをしていたという、快活ではつらつとした印象のZac さん。今後、カナダでさらにビジネスを拡大していく『暖暮』を背負って立つという責務は大きいに違いないが、そんな重みは“楽しみ”に変換されているようだ。

『暖暮』とともにさらに成長を続ける、Zac さんの今後の活躍にぜひ期待したい。


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