今さらながら「知って驚いた」
『メープルシロップ』ってスゴイ!

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メープルシロップの凄さに驚き

2016年10月2日、東京・赤坂の「カナダ大使館」でケベック・メープル製品生産者協会主催の「メープルシロップ」セミナーが開催されたとのことです。

メープルシロップはカナダの重要な輸出品ですので大使館も力が入りますね。

そう言えば先日(8月)、日本行きのシロップがトレーラーごとゴッソリ盗まれた事件がありましたよね。
それはさておき、そのセミナーに招かれた、お二人のゲスト、安中千絵さん(フリー管理栄養士)と亀井飛鳥さん(神奈川県科学技術アカデミー研究員)のお話が興味深いものがあったようです。

安中千絵さん(フリー管理栄養士)

「メープルシロップの栄養価」を解説
「未精製」の自然食品
 メープルシロップはサトウカエデの樹液を取り、煮詰めただけのもの
メープルシロップは栄養価が「ハチミツ」以上に高い
 精製した砂糖のミネラルやビタミンはほとんどゼロです。

「ハチミツ」に対しての割合
・カリウム 17倍・カルシウム 50倍・ビタミン B1 7・マグネシウム 20倍・B2 130倍

これらは日本人の多くが不足しているミネラルやビタミンで「慢性的な疲労や、やる気のなさの原因かも知れません」と安中さんは説明しています。

さて、「ポリフェノール」と聞けば「ハチミツ」と連想されますが、実は「メープルシロップ」には

63種類のポリフェノールが含まれている

さらにその「ポリフェノール含量」が「ハチミツ」の 4倍はあるとのことです。
ポリフェノールとは植物の色素や苦み、渋み成分のことで、自然環境から身を守る防御物質でもあり、細胞を傷つけ、がんや動脈硬化につながる活性酸素を抑える働きが期待できるとされています。

亀井飛鳥さん(神奈川県科学技術アカデミー研究員)

「ネズミ実験」でポリフェノールの効果について

「ネズミ実験で、メープルシロップを与えたネズミは肝機能が改善しており、遺伝子分析からも高脂肪食による肝臓の炎症を緩和している可能性が高いことも明らかになってきた。」

とのことです。

img_5921今さらながら、「メープルシロップ」のスゴサに驚きです。

メープルシロップは加熱でも栄養価は変わらないとのことですので、料理にも使えるとのことです。※栄養士さんの安中さんは、メープルシロップを使った料理のレシピも書いておられますのでご覧ください。

 


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