雨の日が多いバンクーバー。うっかり傘を忘れて、お洒落ハンドバッグなどの皮革製品を濡らしてしまうことも結構多い。水で濡れた状態でそのままにしておくと、変色、変形などの引き起こす原因にもなってしまう。今回の「Dr.Oopy」では、ハンドバッグ、財布などの皮革製品のお手入れの基本をご紹介。
雨で濡れてしまったら
皮革に水分が浸透すると、色落ちや型崩れなどが起こりやすい。革製のお洒落バッグなどが雨で濡れた場合は、まずきれいなタオルやティッシュペーパーなどで水分をよく吸い取ってから、直射日光が当たらない風通しの良い所でゆっくりと自然乾燥させることが大切。早く乾かそうとアイロンやドライヤーなどで高温乾燥すると、皮革が収縮、硬化してしまうので、絶対に避けたい。
転ばぬ先の杖として、事前に皮革製品を防水できる防水剤でガードしておくのも一案。シリコンやフッ素化合物が主成分の皮革製品専用の防水剤は、エアゾールタイプがシュッとスプレーでき、使いやすい。防水剤を選ぶときは、なめし革、スエード、ヌバックなど皮革の種類に合ったものを探すことが大切だ。
汚れへの対処法
多孔質の構造をしている皮革表面に汚れが侵入すると取り除くことが難しくなるので、汚れた場合はできるだけ早く汚れを取り除くことが基本。しかし、いきなりベンジン、シンナーやその他の強力な洗浄剤などを使うと皮革表面のコーティングや塗装までも溶解させてしまったり、市販の皮革専用クリーナーを使用する場合でも、個々の皮革の種類や特質などによってはシミや色ムラを生じたりするケースもある。
皮革製品にクリーニング剤を使用する際に大切なことは、事前に目立たない部分で少量を使用してテストし、色落ちやシミなどができないか必ず確認してから全体に使用することが重要だ。また、クリーニング剤を直接つけるのではなく、クリーニング剤を乾いた布に薄く伸ばしてから汚れをふきとるようにするのがお勧めだ。
