ツナママ日記
 
 

 

「2010年を振り返る〜後編〜」

ポイントの誘惑!?

 2010年も残りわずか。そんな師走の日本、同じく残りわずか…というか、在庫が激減しているのが家電量販店のテレビ。2009年5月から始まったテレビ、冷蔵庫、エアコンの省エネ家電を購入する際にもらえる『家電エコポイント』。このポイント数が12月から減るということで、11月末までに駆込み需要が殺到! 来年7月からの地上デジタル放送完全移行へ向け、アナログテレビから買い換える人、2台目、3台目を購入する人が増加。店によっては、対応してもらう店員さん待ちの行列ができていたほど! そんな勢いで、11月中に購入しても「商品のお届けは年明けになります」なんてことになっていたり、12月に入ってからも店内のテレビの前には「完売」の文字が貼られた状態になっていたり…。今年は同じく、『エコカーへの補助金』が9月で終わることに伴い、8月にエコカー購入の駆込みが発生していた。エコポイントや補助金で何かと“お得感”をウリにされただけに、今後は普通に購入すると「ちょっと損した気分」になってしまいそう!?

諦めないで

 もう1つ、地デジテレビの売行きが好調だったのには、エコポイント以外の要因もある。それは、バンクーバーでの冬季オリンピック、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会など、今年はスポーツのビッグイベントが多い1年であったから。「せっかくなら大画面で楽しもう!」と大画面テレビや3Dテレビを購入する人が増えたという。冬季オリンピックでは、浅田真央選手と韓国のキム・ヨナ選手の女子フィギュアスケート“宿命対決”に日本中が釘付けになり、サッカーのワールドカップでは、前評判では「至上最弱」など酷評されていた岡田ジャパンが、良い意味での裏切りの快進撃! チーム一丸となって戦う姿に多くの人が心打たれ、多くの人が時差の関係で夜中に放送される試合を観戦して睡眠不足に…。さらに、今年はプロ野球も例年にないほど盛り上がりを見せてくれた。リーグ戦、日本シリーズともに最後までどこが優勝してもおかしくないほどの激戦続き。結果、千葉ロッテマリーンズが、史上初となるレギュラーシーズン3位からの日本一を達成! 最後まで諦めてはいけないことを教えてくれた。

7年間のおつかい

 “諦めない”という意味では、小惑星探査機『はやぶさ』も外せない。このはやぶさの使命は、地球から約3億km離れた小惑星『イトカワ』に着陸し、石を採取して地球に持ち帰ること。エンジンの不具合など、度重なるトラブルに見舞われながらもそれらを乗り越え、イトカワの微粒子の採取に成功! 約7年間の“一人旅”を終え、今年6月に地球に生還する時には、カプセル部分だけを切り離し、自身は大気圏に突入して燃え尽きた…。その姿はまさに感動もので、はやぶさに対する愛おしさから涙を流す人も続出! 関連本やDVD、プラモデルなど、はやぶさ関連グッズの売行きは絶好調で、中には完売するものも! ファンからは「史上最も愛された探査機」と呼ばれていた。

そして…

 そんな『はやぶさ』のように完全に燃え尽きた…と言うわけではないが(!?)実はこの『ニッポンのぞきみ通信部』は今回で最終回を迎えることになりました。このコーナーを担当して、初めに取り上げたネタは2002年・サッカーワールドカップでの“ベッカムブーム”。あれからなんと8年半! 色んなネタをカナダにいる皆さんにお届けすることで、私自身日本にいながら、日本のことを少し外から見ることができたような気がします。これからは、一読者として『Oops!』を“のぞきみ”していきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました。



<ピカ中ヤマ>


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