ツナママ日記
 

今月のローカル・アーティスト

Ed Spence さん

1982年生まれ、BC州Salmon Arm出身。2008年8月 バンクーバーのGrace Galleryにて『Past & Present』 、 2010年10月The Narrow Loungeにて『Altered States』などの個展を開催する他、Storeumにて『The Cheaper Show #8 “BUY ART NOT COCAINE”』など のグループ展にも多数参加。2010年にはguilt & company にて2度のライブペインティングを行い、またWoodhands(Paper Bag Records)のアルバムジャケットも手掛けた。詳細はhttp://edwardjspence.wordpress.com
 一筆一筆に神経を集中させ丹念に描かれ、写真と見紛うほどの現実味を帯びた作品。その一点一点は見る者を圧倒し、しばらくその場にたたずむことを要求する。それは、作品がただ単に実写的であるからというだけではなく、そこに時代を反映しながら表現された、アイロニックでありその絵画の裏側を深く考えさせられる世界が広がっているからである。Ed SpenceはOkanagan University Collegeでアートを学び、現在はバンクーバーでグラフィックデザイナーとして働きながらアーティストとして活躍している。ギターを弾き、曲や詩を作ったりもする彼は、ダンサーや詩人などアートに関わる仲間たちに囲まれながら、その才能に磨きをかけてきた。ここ近年の彼の作品は、骨董屋で見つけた印刷物などからアイデアを膨らませたものだ。プリントの中のイメージを時間をかけて見つめ、考察することで、当時の時代背景と今我々がいる現代とを掛け合わせたストーリーが生まれる。その物語こそが作品の重要な位置を占めるのである。彼の作品を目にした瞬間、鑑賞者がしばらく離れられないのは、その考え抜かれたアイデアを汲み取ろうとするからであろう。そんな奥の深い作品を描く一方で、観客を巻き込みながら自由に表現するライブペインティングを行うこともある。また現在は、市内数ヵ所に設置されるサインをハンドドローイングで手掛けているそう。ぜひこのEd世界にじっくり浸ってみてはいかがだろうか。

作品の一部を紹介


Intervention [(2010)

Personal Jesus(2010)

Past&Present(2010)

Zoltron's Arcade(2010)

 
 
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