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バンクーバーからバスとフェリーを乗り継いで約3〜4時間、ビクトリア島の少し手前にあるソルトスプリング島。ガルフ諸島の中で最大のこの島は温暖な気候に恵まれ、その美しい自然に魅了されたたくさんの人たちが移り住んでいます。
10月までのお楽しみ、サタデーマーケット
島のいちばんの名物イベントといえば、何と言ってもサタデーマーケット! 毎年4月から10月末までの毎週土曜日、午前8時から午後4時に開かれているマーケットでは、地元産の野菜や天然酵母のパンをはじめとしたこだわりのオーガニックフードのほか、島に多く住むアーティストがそれぞれ個性的な作品を並べています。
なかでも私のお気に入りは、オーガニックゴートチーズのお店。手作りで丹念につくられたチーズは、ひと口食べればそのフレッシュさがはっきりとわかるほど。ほんの少しメープルシロップをかければ、まるでデザートのような味わいです。このチーズに限らず、マーケットには自然、そして食べ物への感謝と愛が感じられるお店がたくさん。ここに住む人々はオーガニックフードへの意識が高く、島中にオーガニックファームが点在しているので、マーケットだけでなくファームを直接訪れてみるのもお勧めです。
Salt Spring Island's Saturday Market
http://www.saltspringmarket.com
スピリチュアルな島と言われるワケ
ソルトスプリング島周辺は、不思議なエネルギーに満ちていると言われています。その理由の1つが、島の海沿いで見ることができる美しい木Arbutus(アビュータス)。北米西海岸に自生するカナダ原産の唯一の常緑広葉樹で、島以外のごく小範囲の西海岸でも見かけることができますが、その存在は“ソルトスプリング島の木”と言われるほど。赤い樹皮が自然とはがれて竹のような滑らかな木肌を見せるというユニークな特徴を持ち、しなやかに伸びるその神秘的な姿は、美しい女神を思わせます。この木を探してトレイルを歩いていると、思わぬところにハッとするほどきれいなビューポイントを発見することも。島に宿るエネルギーにインスパイアされて、多くのアーティストやミュージシャンたちが訪れたり、拠点をかまえているのもうなずけます。また、ヨガも盛んで、若い世代から年配の人までが生活の一部としてヨガを取り入れているようです。もちろんヨガスタジオもあり、様々なスタイルのヨガを体験することができます。
島の時間はゆっくり流れ、暮らす人々の雰囲気も穏やかそのもの。便利さよりも静かなナチュラルライフを優先し、島の交通機関は1〜2時間に1本の小さなコミュニティーバスのみ。それも2年前に始まったばかりで、車を所有していない人たちのメインの交通手段はいまだにヒッチハイキング! これも、人々がお互いの顔を知っているような安全なコミュニティーだからこそできることですね。
可愛らしいB&Bに泊まって、カヤッキングやハイキングを楽しんだり、島中に自生するブラックベリーを摘みに出かけたり…。美味しい空気とオーガニックフード、癒しの旅に来てみませんか? 今ならサタデーマーケットも開催されているので、2倍楽しめますよ〜!
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