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世界中で需要のある翻訳業務に興味がある人はもちろん、自分の英語力を実務レベルまで高めたい、そのための勉強方法を知りたいと考えている人に、ぜひ注目して欲しいプログラムが、SFUのTranslation Workshop(サティフィケート・プログラム)だ。毎年2回、12週単位(週1回ペース)で開講されている。
まずは確かな基礎力をそこから始まる翻訳への道
テニス選手がコートの中で技能を磨くように、 英語(または日本語)と四つに組んで取り組むことにより英語と日本語理解力を高める。これがワークショップの基本方針だ。翻訳力の前提にある原文理解力を、原文と取り組む実践で身に付ける。
翻訳の実践を通して、底力となる語学スタミナを付けることを目的としている。週1回の12週間コースで、プロの翻訳レベルに達することを目指すとすれば、到底無理があることは承知の上だが、コース終了後にさらなる高嶺を目指すためのルートや勉強方法の確立、また自身の動機を高め、目的意識を明確にするという本当の基礎力増強を狙っている。
実践的な授業内容で使える英語+翻訳力を身に付ける!
自慢の講師は、ビジネスの現場での通訳・翻訳に加え、教育経験も豊富だ。生徒には毎週異なるジャンルの翻訳課題が与えられ、次回のクラスまでに翻訳を作成することが求められる。クラスでは宿題の翻訳を丁寧に確認、検証し、同義語や反意語などの指摘と共に表現の幅を拡げていく。ジャンルは時事ニュースや最新テクノロジー企業の情報、司法制度、財務諸表、英文契約書(基礎)、金融、医療など多岐に渡り、実際の国際的事業の現場で求められる翻訳力を想定した、実践的な内容となっている。また、ネットを利用したリサーチ方法や辞書類などの参考資料の紹介、翻訳ソフトの利点、使用例なども検討する。生徒たちが持寄る独自の翻訳を発表し合うことで、お互いに良い刺激となり、モチベーションも上がるだろう。自分1人の頭の限界を実感することも貴重な経験だ。
この講座を受講しているのは、本格的に翻訳を学ぶのは初めの人はもちろん、既に翻訳業務の経験のある人、実務業界で通じる英語力を高めるための勉強方法を知りたい人など多様だ。12週間が過ぎる頃になると、英語2000語程の翻訳でも何とかなるという自信をどの受講生も獲得してきた。地道な努力が要求される授業内容だが、その分、英語理解の堅固な基礎と、将来に繋がる翻訳力を培うことができるだろう。
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