ツナママ日記
 

カナダの冬の華、アイスホッケーNHL '07- '08シーズンもいよいよ中盤戦に突入。せっかくカナダにいるんだもん、世界最高峰のアイスホッケーシーンを楽しまなくちゃもったいない! 我らが地元チームバンクーバーCanucksをOops! Sportsは全力で応援します!(以下、データは全て12月19日現在)

文 中島 仁実 編集部

ルーキー大活躍!!
Luongo復帰でこのまま流れを掴めるか!?

シーズンも中盤を迎えて、現在勝ち点は同じながらもSO負けが重んで、ミネソタ、コロラドに続くノースウェストカンフィレンツ第3位のCanucks。毎年強豪がせめぎ合う大接戦の地区だけに、今後の展開から目が離せない状況だ。11月下旬の絶好調からの『どうしちゃったのCanucks?』の原因の1つが、#1Luongo(GK)の肋骨の負傷(rib injury)。12月12日のDucks戦より、まさかの3試合欠場。しかし、さすが我らが守護神は12月18日の対Devilsの復帰第1戦で、32ショット全てを止めてのシャットアウト! スーパースターの完全復帰に会場が沸いた。  そして、負傷のニュースをもう1件。#7Morrison(C)までもが、手首のケガ(wrist injury)で12月12日より欠場している。復帰は3月中旬の見込みとのこと…。今シーズン既に8ゴール20アシストと絶好調だったMorrisonだけに、彼の抜けた穴はチームにとって大打撃。主要ディフェンスマンの1人#3Bieksaもまだまだ養生中で、ちょっと先行きが危ぶまれてきたかも…?  だが、そんな不安を吹き飛ばすべく12月12日のDucks戦では、負傷のLuongoに変わってバックアップゴーリー#41 Sanfordが33セーブ2失点という大活躍。それに加え、Canucksの3得点のうち2得点は、どちらもNHL初ゴールとなる2人のルーキーによるもの。その大注目のルーキーとは、アルバータ州出身、22歳の#21 Raymond(LW)と、同じくアルバータ州出身、26歳#29 Jaffray(LW)だ。特にJaffrayは、26歳というNHL選手としては遅いスタートの、念願の初NHLゲームでの1ゴール1アシストだけに、感慨もひとしお。試合後のヒーローインタビューで、家族や友人たちへこれまでの支えに感謝を述べる姿に、胸を熱くしたファンも多いだろう。そして、今シーズン顕著な活躍のもう1人のルーキーが、#23 Edler(D)。スウェーデン出身の21歳が見せるのは、これまでのCanucksに欠けていた、ゴール前での攻撃的でスピード感溢れる、何事も恐れないプレイ。27試合で2ゴール、6アシストと得点にも貢献している。彼ら3大ルーキーの、今後の活躍に大期待&注目すべし!


12月8日〜12月18日の Canucks試合結果 ☆勝ち ★負け

12月6日   vs ナッシュビル Predators 5-2 ☆
試合開始直後Predatorsに猛攻を受けリードを許すが、中盤以降試合のペースを取り戻したCanucksが立て続けに4連続ゴールを奪い快勝。

12月8日  vs ピッツバーグ  Penguins 1-2 SO ★
若きスーパースター#87 Crosby擁するPenguinsと互角の戦いで、ゲームはシュートアウトへ。13人目までもつれた勝負を決めたのはPenguins。

12月10日  vs ロサンゼルス  Kings 2-4 ★
前半リードを奪われたCanucksは後半3連続ゴールで追いつく。ゲームはシュートアウト10人目の#10 Horcoffに決められ、このカード2試合連続のシュートアウト負けを喫した。

12月12日 vs アナハイム  Ducks 3-2 ☆
怪我の#1Luongoに代わりCanucksゴールを守る#41 Sanfordが35本のシュートを2点に抑える活躍、昨季の覇者Ducksを接戦で下す。

12月13日 vs サンジョゼ  Sharks 2-5 ★
中盤までに3連続ゴールを奪われたCanucks、第3ピリオド開始直後の猛攻で2点を奪うもシュート23本で5失点とゴーリーの乱調もありCanucks惨敗。

12月15日 vs エドモントン  Oilers 1-2 SO ★
試合終了1分前、#2Ohlundの起死回生の同点弾でゲームは延長へ進むも、最後は今季Oilers戦3試合連続となるシュートアウト負けを喫する。

12月18日 vs ニュージャージー  Devils 0-5 ☆
#1GK Luongoの復帰第1戦。大量5得点に加え、今季5度目のシャットアウトで、東カンフィレンツ・アトランティック地区トップのDevilsに快勝。

ノースウェスト地区順位(12月19日現在)

順位 チーム 試合数 延長負 勝ち点
1 ミネソタWilds
33 19 12 2 40
2 コロラドAvalanche
34 19 13 2 40
3 バンクーバーCanucks
34 18 12 4 40
4 カルガリーFlames
35 17 13 5 39
5 エドモントンOilers
35 16 16 3 35


#33 Henrik Sedin
出身地 スウェーデン
ポジション センター
  双子の#22 D. Sedinと共に、今年でCanucks7年目を迎えた。今季も、相手を見ないままでの的確なパスやネット前でのパック運びと、息ピッタリのコンビプレーを見せている。やはり、双子だからなせる技?! ちなみに、キャプテン#19 Nuslundとも同郷のエルンショルズヴィーグ(Ornskoldsvik)出身で、オリンピックのスウェーデンチームの常連だ。シーズン中は、イエールタウン付近での目撃情報多し。
         
 クリスマス休暇を終えると、いよいよ中盤戦を迎えるNHLだけど、日本でも今が1番ホッケーが盛り上がる時期なんですよ。各都道府県の代表チームが日本一を目指す国民体育大会、アマチュアからプロまで参加する全日本選手権大会、その他に大学、高校、中学、小学生と女子というようにそれぞれのレベルで日本一を決める全国大会が1月から始まるのです。
 私なかじがコーチを務める新潟県アイスホッケーチームは過去21年間連続予選敗退だったけど、今年奇跡の国体本戦出場を決めました! おそらく本戦ではダークホースとして大会を盛り上げるでしょう。また野球でも超名門、常勝の王者駒大苫小牧が夏の高校生大会で八戸工大一高校に負けるなど波乱含み。NHLも盛り上がっているけど、日本のホッケーも見逃せませんよ〜。
  中島仁実(33)
1974年北海道生まれ。早稲田大学を経て古河電工とプロ契約、その後日光アイスバックスでプレイした。5年前にカナダに渡りコーチングを学ぶ。同時に日本におけるアイスホッケーの普及活動に励む。

※「ナカジの私見」コーナーでは、ホッケーについての質問を大募集しています。どしどしお便り待ってます。問い合わせoopsweb@oopsweb.com
 

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