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こ、こんなはずじゃ…。
人がいない! ここで演奏しても、虚しいだけだ。記念すべきデビューなんだから、やっぱり人通りが多いところがいいよな…。ということで、図書館前に急遽移動。 |
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| こ、ここでデビューか…。人通りも多いし場所的にはGOODだけど、いざとなると勇気でないな〜。はぁ〜…。「ひとりって、寂し〜〜っっ! 彼女も僕を見捨ててバイトに行っちゃったし…」。 |
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呼吸を整えてやっと第一声を出してみる。すると、日本人らしき女の子の一団が…。「わが同胞よ!」と思いきや、空気のような扱いで素通り。
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誰も足さえ止めてくれない。でも歌うしかない。あ〜…この虚しさ…。僕は孤独なロンリーチャップリン。
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キャップ大好きなコリアンの団体が背後にいるものの、全く興味を示してもらえず、ちょっとやけ気味でシャウト!
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後ろにいた裸足の謎の青年が、突然話しかけてくる。
「日本人なら、ここで歌ってみれば?」。
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渡されたのは、割り箸の紙キレのメモ。
Kingsway沿いにあるレストランの
住所が書かれていた。
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残るはラスト1曲! 気合を入れ直していると、1人の日本人青年が足を止めた。「何か歌ってください」と言う彼に、自作曲『僕に力を』を力の限り熱唱するKEN。
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「僕もストリートミュージシャン目指しているんです」と、謎の青年SHINJIさん。互いに意気投合して携帯の番号を交換する時の嬉しそうなKENの表情といったら…。
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譜面を見ながらの演奏を改めるのが、次回への課題。ちょっと恥ずかしい歌詞のラブソングも、心が込もれば、きっとみんなに伝わるはずさ。
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集まったチップはというと…もちろんゼロ。ここまでいくと清々しいね。
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