日本人女性×中国系カナディアン 国境を越える!?  
Hideちゃん 福岡県出身の29歳。『Sushi Bar味彩』でキッチン兼ウェイトレスとしてバイト中
Derrickくん バンクーバー出身の25歳。UBCに通う大学4年生。コンピューターサイエンスを専攻
言いたいことを言うこと。相手を理解する努力をすること。
彼に教えてもらった日本の良さ
 小柄で華奢なHideちゃんと、スラリと背の高いDerrickくん。そんな2人が出会ったのは2年前の10月。幼なじみに会いにHideちゃんがバンクーバーに遊びに来ていた時のことだ。異文化交流サークルに定期的に参加しているDerrickくんと、サークルにたまたま遊びに来ていたHideちゃん。お互いの第一印象はかなり良かったようだ。「Hideちゃんのこと、初めから家族のように感じた」とDerrickくん。Hideちゃんも「一緒にいて楽しい!と思って私からデートに誘いました!」と教えてくれた。2人の出会いは運命だったのかも。それから2人だけで会うようになり交際がスタート。当初は1ヵ月だったHideちゃんの滞在予定は3ヵ月になり、2人の仲も急接近した。その後、Derrickくんが海外インターンシッププログラムに参加するため、共に日本へ。2人の生活が、名古屋でめでたくスタートしたというわけだ。
 Hideちゃんと出会って、日本の文化に興味を持ち始めたというDerrickくんは、さっそくHideちゃんと日本の各地を観光したのだそう。一方Hideちゃんは、「Derrickがいなかったら経験していなかっただろうなということもいっぱい! Derrickに逆に日本の良さを教えてもらったかも」と話す。「貧乏な生活が少しの間続いたね」と向かい合って笑うが、それ以上に、2人でいることが楽しくて、すごく自然なことだったという。温かい心を持つ2人が、相手を思いやる気持ちを忘れずにいたからこそ、ずっと良い関係が保てたんだね。

いつも楽しくハッピーに
 「言葉の問題はなかったの?」という質問に、「付き合い始めこそは、言葉のトラブルがあったけれど、1ヵ月もしたらDerrickの日本語がけっこう上手くなってしまって…。日本語でコミュニケーションをとっていたよね」と彼を覗き込むHideちゃん。Derrickくんは日本語が流暢に話せるようになった今でも週2日はカフェで日本語を教えてもらったり、日本語検定を受けたりと、かなりの勉強熱心。そういう彼からHideちゃんもまた、良い刺激を受けているのだ。たまに、真面目に勉強しているDerrickくんに、Hideちゃんが、ちょっかいを出してくることもあるそうで、「Hideちゃんに唯一直してほしいところかなー」。そう言いつつも、Derrickくんは愛おしそうに彼女を見つめるのです。ラブラブでうらやましいな!

 
 「お互いの好きなところは?」という質問には、「いつも笑って過ごせること。何より、一緒にいてめちゃくちゃ楽しい!!」と同じ答えが返ってきた。ほんの数時間を共にしただけだが、その言葉をリポーターも容易に理解できる。周囲にいる人までをも笑顔にしてしまう、明るくハッピーなオーラを放っているHideちゃんとDerrickくん。末長くお幸せに!
ちょっと笑えてかなりビックリ! 全く違う生活習慣をバックグラウンドに持っているのだから、色んな部分で差が出てくるはず! こちらのコーナーでは、実際に国際恋愛をしている人たちから、これまでに受けたカルチャーショックを教えてもらいました!
私たち日本人、彼ら彼女らのこんなところにビックリしちゃいました
イギリス人の彼は、保守的でプライドが高く、愛国心が強いのが特徴。ケンカをした時、「日本とイギリスと、どっちの国が世界に大きな影響を与えると思うんだ!? イギリスに決まっているだろう!」と、日本はイギリスより格下なんだから的なことを言われ、かなり驚きました。ケンカでそんな、国を引き合いに出されても…ねえ?   カナダ人の彼は、とにかくベタベタするのが好き。でも、親の前でも平気でキスをしたりしようとするので、正直ちょっと困りました。カナダ人の母親は、息子が目の前でガールフレンドにキスしてても、ヤキモチとか焼かないんですかね? 日本だったら絶対NGですよね。   オーストラリア人の彼女を、僕の父と弟に紹介した時。「どうぞよろしく」とハグしようとした彼女に、父は鼻の下を伸ばしてデレデレし、弟はビックリして飛びのいた。2人の反応を見て、「紹介の段階でこんなに文化の差が出ようとは…」と、側で見ていて先が不安になった。
とにかく時間にルーズなアフリカ系カナダ人の彼。遅刻=悪いという概念がないため、私が怒っても全然理解してくれません。分かってくれないだけじゃなく、「こんなことで怒るなんて、僕を好きじゃない証拠だ!」と逆ギレされました…。   カナダ人の彼女を見ていて思うのは、宗教に対する感覚が僕たちと全然違うこと。彼女はキリスト教徒なのですが、生活習慣や考え方が宗教にものすごく影響されていますよね。食事の度にお祈りしたり、毎週末教会に行ったり…。   レディーファーストが生活習慣に染み付いているヨーロピアンの彼に感激。やっぱり、そういう感覚は日本人と違いますね。ドアの開閉から荷物持ちまで率先してやってくれて…。すご〜く大切にされて、お姫様気分に浸れちゃうんです。
僕たち私たち、日本人のこんなところにビックリです!
彼女の家に上がった時、「あっ、靴脱いで!」と言われた。僕たちの文化では家でも靴を履いているのが普通なので、けっこう驚いた(カナダ人・男性)。   言わなくても相手の気持ちを察するのが日本の文化。でも、こちらは言ってくれないと分からない。そういった面で、ギャップを感じる(カナダ人・女性)。   日本人は本当に「NO」と言わない。本当のことを言ってくれた方がありがたいことも多いので、思ったことはハッキリ言って欲しいです(韓国人・男性)。   スキンシップがものすごく少ない。愛情表現もすごく控え目。時々、「本当に私のことを好きなの?」と問い詰めたくなります(オーストラリア人・女性)。