冬の終わりに火がついた!

春の香りといえば
まだまだ寒い日が続いているが、3月に入って、徐々に春の気配を感じるようになってきた。四季のある国では、それぞれの“季節の香り”というものがある。もちろん、それは国や地方によって違ってくるが、兵庫県、特に垂水区や淡路島の人たちにとっての“春の香り”といえば、「イカナゴのくぎ煮」だそうだ。イカナゴとは、ふ化したばかりの小さな魚。それを醤油と砂糖で甘く炊いたのがくぎ煮。これさえあれば、白飯がどんどん進む! そんなイカナゴを、垂水区や淡路島の各家庭では、今の時期になると、ど〜っさり煮るので、町中が、その甘辛い香りで包まれるのである。
 
新空港開港 
 また3月といえば、全国的には、ひな祭りにホワイトデーなど、“女子”向けのイベントが続く。最近は、「空スイーツ」といって、空港でしか買えないお菓子が人気となっているが、くぎ煮の香りで春を感じる兵庫にもそんな「空スイーツ」が登場した。2月16日に、「神戸空港マリンエア」が開港し、神戸風月堂の「ほっこりぽてと」など、神戸空港限定商品が発売されているからだ。この神戸空港、国内線のみだが、交通アクセスが便利であったり、駐車場料金も他の空港に比べると、かなりの低料金ということで、関西の新名所になりつつある。特に夜は、日本三大夜景にも入るあの神戸の夜景を海側から見ることができるので、カップルたちの人気を呼んでいる。

あの競技が大人気!
 空港といえば、先月28日トリノ五輪で、まさに“唯一”の金メダルを獲得した荒川静香の帰国に、成田空港に約900人のファンや関係者が集まったという報道があった。メダルだけが五輪じゃないとは言うものの、メダル獲得がなければ、これだけの人も集まらなかったはず。現に、メダルが少ない=盛り上がりに欠ける結果となったトリノ五輪だが、意外なことに、荒川静香の金メダル以外に、盛り上がってしまったものがある。それは、カーリング。カナダにいる皆さんならテレビ放送でもよく目にするだろう、あのカーリングのブームが今、日本で起こっているのである。きっかけは、ちょっぴり複雑な気持ちになるが、カナダチームを日本チームが破ったこと。8年前の長野五輪の時にも一瞬流行りかけたが、今回は、ちょっと本気っぽい。なぜなら、カーリングをするためにスケート場に行列ができたり、予約で一杯になったりしているからである。しかも、カナダと違って、日本には正式なカーリング場は、まだ9つほどしかない。なので、東京などでは、普通のスケートリンクに毎回毎回、カーリングのあの丸い円を描かないとならない。しかも、色を付けるのはスケート場から禁止されているので、氷を削って型を付けるという感じで、はっきりいって見にくい!それでも、日々、カーリング人口は増えているという。
 また、カーリングをテーマにした映画も上映されている。2002年のソルトレーク冬季五輪で活躍した女子カーリングのチーム「シムソンズ」をモデルにしたストーリー、その名も『シムソンズ』。加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬など、注目の若手タレントが出演していることもあって、映画の人気と共に、カーリングへの注目度はさらに上がりそうだ。
 初めて見た時には、「なんだ、この地味なスポーツは!?」と思ったが、今ではなんとなくこの競技、日本人に向いているようにも思えてきた。
 何年後かには、「カーリングの、あのストーンが当たる音を聞くと、日本の冬って感じがするよね〜」なんて言われるようになっていたりして!?
<ピカ中ヤマ>

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