1分1秒を争うように新しい新商品が開発されるデジタル業界。この数年で私たちの生活もすっかり変わったよね?ペンで手紙を書く代わりに、クリック1つで世界中に送れるe-mailが急速に普及。最近では電話の代わりにネット電話で画像が見られる。
一昔前なら夢のようなテレビ電話(古いわ〜)が自宅で簡単に実現しちゃう、ほんまに便利な世の中。そんな現代社会をパソコンのウェブカメラという画像の上でうまく表現したドラマが本日のいけにえ『11
cameras』。この番組見ると、パソコンの画面を見てるような錯覚に陥る。ドラマは全て登場人物がウェブカメラで繰り広げる人間ドラマを通して現代を描き出してるねんけど、これがまたほんまによ〜できとる。
超高層コンドに住むRichardの仕事はIT関係。パソコン1つで仕事できるからほとんど外へ出ることなく、新しい仕事から遠くロシアに住むかわいい婚約者まで、全てをオンラインで見つけ、人との関わりは全てパソコンで済ませる、引きこもり満喫中の男性。
離婚した両親に振り回されているKellyは、両親とのコンタクトもウェブチャットで、都合の悪いことを言われたら速攻チャットを閉じて拒否してしまう傷つきやすい年頃のティーンエイジャー。
インドではいまだに多く行われているお見合いでアレンジされた婚約者をインドに残しながら、カナダの大学で知り合ったカナディアンが忘れられないSumesh。
旦那さんがイラクに出征中で、現地からの彼のウェブチャットを何よりも楽しみにしている妊娠中のTiffanyは、現地から送られてくる緊迫した画像を見て、画面に向かって泣き崩れる日々。画像のスイッチを入れたまま慌てて出動していく旦那の後ろ姿を泣きながら見る彼女の姿は、ほんまに涙を誘うわぁ。
とまぁ、こんな風にさまざまな人生を抱えた16人が登場し、彼らの人生をウェブカメラの画像を通じて見ていくねんけど、番組を見た後はいつもいろいろ考えさせられるわ。画面を通したその会話には真実味があるんか? 人間としての温かさは伝わるんか?自分の都合で離婚して離れてしまった子供にウェブカメラで画像送るより、時間見つけて会いに行った方が言葉より伝わる物があるんちゃうか? と一人物思いにふけって見てます。そんなわたくしも隣の部屋におる旦那にチャットで「ご飯やで」とかメッセージ送ってるから、人のこと言われへんけどね。 |