カナダに来てまず強烈に実感したのが、日本の笑いと北米の笑いのツボがかなり食い違うこと。日本人にとってはやっぱり日本のバラエティーの方が断然おもろいと思うねんけど、そんなワタクシが久々に腹を抱えて笑ったのが本日のいけにえ『MAD
TV』(って言うても、単に数年かかって笑いのツボが北米寄りになった可能性も否めないけどね…)。
かれこれ6年ほど前、初めてこの番組を観たときは衝撃的やったね。いわゆるアホなウェイトレスと客とのコントをやっててんけど、まぁ〜ネタが汚いったらありゃしない。最後にウェイトレスは何故かゲロッと(嘔吐)しちゃったからびっくりする。しかしこういう汚い系のネタって結構こっちの人好きみたいで、ゲロ見て横で凄い勢いで笑う旦那に殺意を覚えたような記憶が。
番組では毎回いろいろなキャラクターが出てきてコントを繰り広げるねんけど、中でも実在する人物を強烈に皮肉ったコントは面白いね。アメリカでの大人気番組『アメリカンアイドル』と大統領選挙を掛けて「ポリティシャン・アイドル」というコントでブッシュ大統領やケリー大統領候補、それぞれの奥さんが出てきて言いたい放題やるコントは凄まじいなと思ったわ。なんと最近ではアジア系のコメディアンが小泉首相に扮してコントに出てたな。きっと何回も練習したんやろうけど「コイズミジュンイチロウ」というところを舌が回らず発音もできてなくて、まったく誰なのか分からないという素敵なオチ付き。あのヘアスタイルはばっちり真似できてたけどね。本業の歌手より今や薬の常習者として有名になってしまったホイットニーも、旦那と共にステージに立ったけど歌を忘れて歌えないというコントのネタにされてて、かな〜り笑えました。日本人はまず、実在する人物をここまでボロクソに描写できへんもんねぇ。
'95年から始まった番組はすでに11作目のシーズンに突入。ここまで支持されるってことは、アメリカ人って根っからブラックジョークが好きなのかな? それを製作できる土壌があるってのも、ある意味すごいぞアメリカ! |