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初夏の風が吹いている。こんな時は、旅情漂う静かな町を歩くのがいい…。そう、編集者に勧められてバンクーバー島へのフェリーに乗り込んだのは、たそがれ始めた初老ライターと、バンクーバーに来て間もない文学青年。「一体どんな組み合わせだ…」などと、文句を言いつつジョージア海峡を渡った二人の行く先は、壁画の町Chemainusとトーテムポールの町Duncanだ。親子のように年の違う二人の男性ライターがそこで出会ったものとは…。
取材・文 三木唱平、大崎博之
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| Horseshoe BayからNanaimo行きフェリーに乗り、1時間半。風がまだ冷たいジョージア海峡を遥かバンクーバー島へ渡る。ハイウェイNo.1を30km程南下したところにあるChemainusとそこから更に15km南下したところにあるDuncanは共に村おこしに成功した町である。地元アーティストの手による36の壁画(Chemainus)と80のトーテムポール(Duncan)を町中に配し、一時は衰退した町も今では観光客が年間40万人もが訪れる町として生まれ変わったのだ。今回は、そんな二つの巨大野外博物館をレポートしよう。 |
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林業華やかしき頃の光景を彫った記念碑

ビックリハウスではありません。
カウチン文化センターです |
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← 五月波逆巻き南風吹き遊ぶ中、100円ライター、チカチカッと火花散れど炎舞い上がらぬ。しばし諦め、ふと思う。我人生もう一度炎燃えぬものか…。100円ライター男のままなのかと
人生の辛酸なめつくした老ライター、三木。若者に自らの半生を聞かせながら、自己回顧の旅となった。
→ 若者っぽくないよね!? 何で妙に落ち着いてるの? 周りの友人からそう言われ始めて早数年。今回の旅でますますそれに磨きがかかってしまいそうなんだよね。怖いなぁ。…。
4月にバンクーバーに来たばかりの新人ライター、大崎。文学好きが高じて小説を書き溜めている。
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