日本の面積の約26倍を誇る国、カナダ。そんな広大な土地に点在する都市は、同じ国にありながら、気候も違えば文化も違う。
でも、どこがどんな風に違うのか、実際に住んでみなくちゃ分からない。
そこで今回は、カナダを代表する3大都市、Toronto、Montreal、Vancouverにスポットを当てて、
各都市の『衣』、『食』、『住』、『働』、『遊』を徹底比較! ガイドブックに載っていないような裏情報や、使える知識が盛りだくさん!

   
 ネイティブインディアンの言葉で「人が集まる所」という意味のトロント。その言葉通り、世界各国からの移民で溢れるカナダ最大の都市だ。ビルが立ち並び、街は人で賑わう中、公園や住宅街ではリスが遊んでいるのを目にするこのアンバランスさが面白い。
 話されている言語の数が50を超えるというこの街では、それぞれの文化を大切にしながらも、人と共存することを忘れない。それを知っているからこそ、皆ここへやって来るのかもしれない。
   北米のパリと呼ばれているだけあって、街の看板や聞こえてくる言葉、流れている音楽はフランス語が大半を占めている。
 それもそのはず、ケベック州の法律にはフランス語を守る条例があり、他文化を受け入れつつも、遠い祖先から受け継がれてきた文化を守ろうとする人々のこだわりが随所に見られる。そして自分たちの信念と個性を大切にする。
 陽気でひとなつっこいのにちょっぴりシャイ、そんなケベックの人々だけれど、“ボンジュール”とひとこと挨拶をすれば、それが見知らぬ者同士の垣根を消す呪文となるだろう。
   留学生の集う街、バンクーバー。国際色豊かで、ここではさまざまな文化に触れることができる。外を歩けば、英語を凌ぐ勢いで日本語や韓国語が耳に入ってきて、一瞬、ここがカナダであることを忘れそうになることも、しばしば…。でも気が付けば、その居心地の良さにハマっている…という人も少なくないだろう。そして自然豊かな環境は、疲れた心を解放してくれる。海に、山に、過ごしやすい気候。黒潮の影響で雨の多さは否めないが、そののんびりとした空気が、リラックスした生活へといざなってくれる。
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