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| 夢を追う。これは、子供すぎず、大人すぎない者にだけ許された特権。 バンクーバーにも、そんな夢追い人たちがいる。彼らが追いかけるものとは何か。 どのようにしてその夢とめぐり逢ったのか。 彼らは今、この街の空気の中で何を感じているのだろうか。 彼ら1人1人が自らの中に秘めているストーリーを聞く。 |
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| 「“のめり込む”って、こういうことなんだなって思います」 |
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| ―幼少の頃からモデルに憧れていたのですか? 翔吾:モデルという職業は全く視野に入れてませんでしたね。考えたこともありません。中学時代は音楽に夢中になって、将来はミュージシャンになりたいな、なんて漠然と考えていました。 ―全くの未経験者がオーディションに合格とは、かなり苦労をされたんじゃないですか? 翔吾:はい、そうですね。人前で自分を表現することは初めてだったので、毎日3時間ウォーキングをしたり、自宅で振り付けの練習をしたりと、1日中ショーのことばかり考えていましたね。本当“のめり込む”って、こういうことなんだなって思いました。 ―現在、学校に通われいますが、持って生まれた素質を大切にするモデルという職業で学校に通うメリットとは何ですか? 翔吾:僕は恥ずかしがり屋なので、始めはカメラの前で固まっちゃったりしたんです。それがプロモデルの先生の指導の元、今では自然な振る舞いができるようになりました。持って生まれた素質を尊重することは大切ですが、それらをプロフェッショナルに引き出してもらうということも重要だと思います。また、モデルはただ写真を撮られるだけじゃないんだということも学校で学びました。人と人との仕事だから、カメラマンとのコミュニケーションが大切で、それが写真の写りにも影響します。僕の場合、前に写真を習っていた経験がすごく役に立ちました。 ―バンクーバーへ来られてから、自分自身の中で変化はありましたか? 翔吾:自分のペースで進む大切さを知りました。日本に住んでいるとどうしても周りのペースに合わせがちになりますが、バンクーバーは良い意味で個人を尊重してくれます。周りがこうであるから、あなたもこうしなさい、なんて言いませんよね。このゆったりとした環境が精神的にも良い影響を与えてくれるし、モデルとしてのクリエイティビティーも引き出してくれるように感じます。 |
―今後の活動予定を聞かせてください 翔吾:12月15日に地元デザイナーのショーに出演します。僕にとっては2回目のショー出演なので、日々努力をしてショーに備えていきたいですね。今すごく張り切っています(笑) ―最後に、読者の方々にメッセージをお願いします。 翔吾:何か新しいことに挑戦するとき、『きっと、また駄目なんだろうな』なんて諦めないでください。“壁”は人を成長させるためにあるんです。立ち止まってもいい、自分のペースで自分の前にある問題をゆっくり解決していけばいいと思います。何かに挑戦し、それをやり遂げることによって、僕のように初めて自分が見えてくるんじゃないでしょうか。 【お互いになぜか照れ笑いで始まった今回のインタビュー。ジャケットにジーンズという至ってシンプルな洋服を纏っていた翔吾君だが、“理由もなく”彼に惹かれたしまった。オーラというのだろうか、何か大きなものに心を捕らわれた、そんな感じを抱いた。ポツリポツリと丁寧にそして情熱的に“夢”を語る翔吾君。彼のこれからに目が離せない…。】 聞き手・文 ギブソン有里 |
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