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| 夢を追う。これは、子供すぎず、大人すぎない者にだけ許された特権。 バンクーバーにも、そんな夢追い人たちがいる。彼らが追いかけるものとは何か。 どのようにしてその夢とめぐり逢ったのか。 彼らは今、この街の空気の中で何を感じているのだろうか。 彼ら1人1人が自らの中に秘めているストーリーを聞く。 |
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| 「自分の中で言いたいことは一杯あるけど、作品を見た人が、好きなように感じてくれたらそれでOK」 ―子供の頃から絵を描くのが好きだったのですか。美大へ行くきっかけは? MISA:鍵っ子なんで、家でずっと絵を描いてました。高校時代は自分からアトリエへ通い出して、そこで与えられた課題を描くというトレーニングをしていました。美大へ行ったのは、自分の絵がどこまで通用するのか試してみたかったから。 ―日本での職業とカナダへ留学する経緯を教えて下さい。 MISA:美大を卒業後、建築士として会社勤めをしてました。けど、仕事が忙しくて絵を描く時間がなく、どんどん自分の中で「何かが足りない」と思うようになって、5年勤めた会社を辞めてカナダへ来たんです。英語を習得したかったのは、ただ人と喋りたかったから。大学生の頃、世界12ヵ国を巡る旅へ出て、旅先でもっと人とコミュニケーションを取りたい、と思ったのが英語を勉強したいと思ったきっかけですね。 ―絵詩集の執筆はいつ始めたのですか。 MISA:8、9年前かな。書き始めた、というより、ある時、自然に始まったという感じ。 ―いつか出版したい? MISA:もう出版してて、いいはずなんですけどねえ。うん、いつか出版に導いていきたい。 |
―イラストと絵画、どんな違いがありますか。どちらに力を入れていきたいですか。 MISA:どちらも大事ですね。イラストと絵画は見た目は違うけど、私にとってはどちらも同じ存在で、言いたいことは一緒なんで。自分の中で言いたいことは一杯あるけど、作品を見た人が、好きなように感じてくれたらそれでOK。だから作品にはタイトルは付けないんです。 ―作品に顔が描かれてないですね。絵詩集も、手と足のイラストがほとんどで顔は全然ありませんが。 MISA:私、顔は描かないんです。顔を描いちゃうと、観る人の想像を止めちゃうじゃないですか。だから木に描いた裸体の女性にも、眼や鼻はないでしょう。 ―好きな画家は? MISA:エゴン・シーレ。彼の言いたいことが分かるし、きれいな所ばかり描いてるんじゃないから好き。真実を描いてるって所かな。 ―今後の活動予定を聞かせて下さい。 MISA:今年は3回くらい、フォトグラファーの友人とカフェかどこかで共同展示をしたいと思って、場所探しをしている所です。それに今年は、どんどん自分でギャラリーを巡って作品を売り込んでいくぞ、みたいな、気持ちでいます(笑)。 ―自分の長所、性格について教えて下さい。 MISA:オープンで正直。ゲームをしない所。性格としては、何でもやりたい方で、やりたい、と思ったら納得がいくまでやる。そして私、嘘がイヤ。だからお世辞もイヤ。結構、激しい所もあって、本気で怒ると喧嘩します。カナディアンと口喧嘩になったこともあるし。 (聞き手・文:小森美由紀 ) |
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