Welcome to the Aurora City
極北の地 イエローナイフへようこそ!
■3日目 本日は雪模様
 
 一体誰の行いが悪いのか、3日目は朝から雪! でも「昨日も初日も曇っていたけど、オーロラ観られたから大丈夫だよね〜。今日もきっと観られる気がする!」とおしゃべりしながら、キャビンへと向かう。3日目の夜は、まずオーロラ講座から。オーロラが周囲に及ぼす影響やオーロラとの距離の測定術などを、スタッフがパネルを使って分かりやすく説明。その中から一つ、色についてご紹介しちゃおう。

 雲よりもはるか上空に現れるオーロラの色は、太陽からの粒子が大気中のどの高さでぶつかるかにより変化する。例えば、よく観られるグリーンのオーロラは、高度100〜200kmあたりの酸素原子にぶつかり発色する光。200〜300kmあたりの、酸素原子が発光するのは赤い色。100km前後だと、窒素原子にぶつかり、ピンクや青色が発光されるのだ。いろんな色をなすオーロラが、いかに壮大なスケールのものなのかがわかるよね。

 オーロラ講座の後は、何やら面白いことをやっているらしいという湖上のテントへ足を運んでみる。と、そこにはテーブルの上いっぱいにモコモコと重なり合う何かが。なんとそれは凍ったしゃぼん玉! 「わ〜、すっご〜い!」とみんな一斉にカメラのシャッターを切り始める。手で触ってみると、なんとガラスのごとくパリパリキラキラと割れていく。これも極北ならではの貴重なショー!

 雪は止んだものの空は厚い雲で覆われ、結局3日目の夜はオーロラに会えずじまい。でも、キャビンの中では一番の盛り上がりを見せ、初日に撮った写真を見たり、スタッフや他のメンバーと記念撮影をしたり、「思い出ダイアリー」に感想を綴ったりと、ほんわか楽しい一夜となったのでした。
 「トワイライトの空にやわらか〜いオーロラが観えて、これがまたキレイなんだよ〜」と、スタッフから春のオーロラ情報を吹き込まれ、もうすでに心は春というメンバーも。みんなと仲良くなってきた頃に旅が終わるというのは、ちょっと惜しいけど…。今度はまた春先のオーロラを観に来るぞ!

湖上にあるテントの中では「極北しゃぼん玉ショー」が行なわれた。凍ったしゃぼん玉にライトの光が反射してとてもキレイ!
「こんなに良かった旅はこれまでになかったです! スタッフの皆さんもあったかくて、本当に楽しかった!」と話す永井敏子さん(左)。「バンクーバーに戻ったら、もう次の週には日本へ帰国です。ずっと夢見ていたオーロラが観られてよかったです!」大森美奈子さん(右)。お二人はそれぞれひとりでツアーに参加。
昼間のアウトドア・アクティビティーもすごくよかったと話していた辻友子さん(左)と高橋智恵子さん(右)は、初めての参加でオーロラの魅力に取り付かれてしまった様子。「お金と時間を作って、今度は春のオーロラを観に来ます!」
2003年の春に続き、今回でオーロラツアーの参加はなんと4回目!「毎回違うオーロラが観られるので、また来ました。やっぱりこのツアーは最高ですね」と微笑む藤田薫さん。
 

オーロラを撮ろう!
下記の条件を満たしていれば、一眼レフでなくてもオーロラの撮影は可能。自分だけのオーロラを撮ってみよう!
・バルブ機能があること…または、シャッターを30秒間ほど開けたままにできるもの
・絞り値の調整…一番小さな数値に設定して、光をより多く取り込めるようにする
・三脚…暗い中シャッター速度を落として撮影するため必須
・予備電池…極寒の中では電池の消耗がとにかく早い。充電式のものがあればベター
・密封できる袋…室内に入った時、気温差によるレンズの結露を防ぐため。Ziplockなどの類
・レリーズ…シャッターボタンを押すための延長コードのようなもの。オーロラ撮影時にはシャッターボタンを5秒から25秒ほど押し続けるため、これがないと手ぶれ写真になってしまう
・高感度フィルム…暗闇での撮影にはISO800の使用を推奨
・ペンライト…外は暗いためペンライトがあれば何かと便利