これぞウェスタン・ワイルド・カナダ!
バンクーバーアイランド通信員:Yukimasa Ota
 皆さんはカナダにどんなイメージを抱いてやってきましたか? 鬱蒼とした太古から続く原生林。頭上を飛ぶ無数の白頭鷲。森を走るオオカミの群。川でサーモンを捕る熊。シャチの親子。ラッコ。それからインディアンにトーテムポール…。人それぞれいろいろあると思いますが、きっと誰もが抱くカナダの大自然のイメージをすべて満たしてくれるであろう宝石のように素晴らしい地域が、バンクーバーアイランド西海岸一帯に拡がる「クレイオクオット・サウンド」です。
 パシフィック・リム・ナショナルパークの外れにある有名な観光地「トフィーノ」に対し、さらに北西約14qの海上に浮かぶ「フローレスアイランド」は、クレイオクオット・サウンドのまさに中心部。手つかずの大自然に囲まれた、知る人ぞ知る、美しいワイルドスポットです。
 フローレスアイランドは、その土地のほぼすべてが深い原生林に包まれています。人が暮らしているのは、南西の入り江に面したカナダインディアン・ヌーチャヌルス族(旧ヌートカ族)の村「アホーザット(人口約800人。北米最大級のインディアン居留地)」と、入り江を挟んだところにある私有地(僕を含めて人口8人!)だけです。
 陸も空も海も、みな超ワイルド!野生生物たちで溢れています。森のトレイルは、日本でなら天然記念物であろう植物群の上を行かなければ一歩も進めないほど。人々の生活も、とても今が21世紀とは考えられないくらい自然環境と直結しています。
 今の時期ですと、インディアンの「アサリ漁」の真っ只中。2月末にはニシンを生け簀に追い込み、3月に入るとそのニシンが昆布に卵(数の子)を産み付けたものを収穫する「子持ち昆布漁」などもあります。これら海産物はかなりの頻度で日本へ出荷されます。
 ここは場所自体があまり知られていないだけに、釣りスポットとしても超穴場で、サーモンをはじめ大物たちがどっかどっかと、カーンタンに釣れるんです。村のすぐ目の前で、40パウンド超のキングサーモンや70パウンド超の巨大カレイなんかも釣れちゃいます。びっくりです。どうです、フローレスアイランドって面白そうでしょ?


延々と砂浜が続くパシフィック・リム・ナショナルパーク

オーストラリアのワーキングホリデー生活
オーストラリア通信員:Hironobu Kubota
 僕は今、オーストラリアのゴールドコーストでワーキングホリデーを体験しています。こちらに来てからもうすでに3ヶ月近くが過ぎようとしていますが、現在はまだこちらの語学学校にフルタイムで通って英語を学ぶ毎日を送っています。
 ゴールドコーストは、オーストラリアの中でもいわゆる観光リゾート地。世界的にも有名なサーファーズパラダイスをはじめ、様々なアクティビティが楽しめたり、観光名所がたくさんあったりして非常に楽しいエリアです。特に今は、オーストラリアのサマーホリデーということで、オーストラリア中から大勢の人々がここゴールドコーストにバカンスを楽しむために集まってきています。
 このエリアが人気のある理由の一つは過ごしやすい気候。ここはオーストラリアの南北のちょうど中間に位置する場所にあり、夏の日中でも心地よい風が吹き夜などはとても過ごしやすく快適です。また冬もそれほど寒くはならず、1年を通して穏やかな気候が味わえるのだとか。
 そしてゴールドコースト(黄金の海岸)という名前の通り、ビーチには見渡す限りの黄金の砂浜とどこまでも続く水平線、突き抜けるような真っ青な空…。大勢の人々がこのエリアに来て、ここで足を止めてしまう理由が分かるような気がします。
 私は現在、オーストラリア人と2LDKのユニットをシェアして2人で住んでいます。なるべくお金をかけずに短期間で色々な場所に移り住む僕たちWHにとってはなんともありがたい、なくてはならない方法だと思います。また本当の意味で現地の生活を体験できるという点でも非常に興味深い方法ではないでしょうか。日本にいる時はまさか自分が海外で外国人と2人で生活をするなんて考えてもいませんでしたが案外やってみれば何とかなるもので、特に困ることはないように思います。まあそれはおそらくオージー達のおおらかな気質のせいもあると思いますが…。
 こちらの人々は本当にフレンドリーで寛容です。次回では、そんなオーストラリアの国民性や食文化について語ってみたいと思います。


バカンスに訪れる人も多いゴールドコースト
 
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